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2月22日（水）、『2022年度 近隣中学・高等学校長との懇談会』がオンライン開催されました。
本懇談会は、本学に中高教職課程が設置されて以来、継続して開催されています。
今年も神奈川県立霧が丘高等学校、横浜市立義務教育学校 霧が丘学園、私立横浜翠陵中学・高等学校の校長先生をお招きし、本学からは学長を筆頭に副学長、学部長、教職・実習センター長、教職課程担当教職員など、全学的なメンバーが出席しました。

今回の主たるテーマは「教員志望者を巡る現状と課題―実践的指導力の育成と魅力ある教職に向けて―」でした。
人間科学部 山田亮講師および教職・実習センター 石神真悠子講師からの話題提供の後、各校長先生よりそれぞれの学校における現況などをお話しいただきました。

教員採用試験の受験者数の推移や、教員の離職者数など、全国の実証的なデータに基づく話題提供がなされ、次に、本学における履修者数の経年変化や本学学生の学びと成長を振り返りながら、中学校・高等学校教員に必要な資質・能力とは何か、教員という仕事の魅力とは等について意見が交わされました。
またコロナ禍で促進されたICTの発達により、教員に求められる資質や役割、学校での生徒たちの学びも変化してきているという各校長先生からのお話もあり、活発な議論を行うことができました。

同じ地域における学校教育について懇談するのみならず、中学校・高等学校・大学という各学校種が手を携えた地域連携のひとつにもなっているこの貴重な機会が、今後もさらに維持・発展していくように、教職・実習センターを中心に、傾注して参ります。
そして、本学では、本懇談会で得た貴重なお声を活かし、今後もより実践的な教員養成に努めて参ります。