〈岡本浩一/小林 能成〉
心理学概論Ⅰでは、学習と記憶、発達、性格、対人関係といったより日常身近な心理学のテーマを中心に、Ⅱでは、心理学史、知覚、思考、動機といったより基礎的な心理学のテーマを中心に扱っていきます。
〈久保田 まり〉
人間の発達を生涯発達の視点でとらえ、各発達段階における認知発達、社会・情動発達の特徴を具体的に把握します。また、発達心理学の知識をさまざまな発達段階にある対象への教育実践につなげるべく学習します。
〈小坂 和子〉
ユングといえば夢分析?彼は優れた精神科医であり、コンプレックスや外向・内向といった概念を創始したスイスの深層心理学者です。難解といわれるユングの分析心理学の入門編を学びます。
〈篠原 道夫〉
カウンセリングの基礎知識と、その特徴的な考え方を学びます。こころの病や無意識の世界、カウンセリングの過程などについて話題にします。
〈秋本 倫子〉
心理テスト(心理アセスメント)の実習を通して、こころの理解を深め、検査者・被検査者になることを体験し、自己と他者のこころのありようを探究します。臨床心理学の専門家を目指す人には、必須の科目です。
〈前川 美行〉
「臨床心理学」とは、よりよく生きるため、人と人との関係をもとに支援するための学問です。単に理論や技法を覚えるだけではなく、支援者自身が自分の心と向き合う必要があります。身近な心をみつめ、向き合うことから培われた、深い人間理解と支援方法を学びます。
〈心理科学専攻教員〉
発達、臨床、社会など心理学の各領域から、「恋愛」の意味や実態について学術的な視点で紐解いていきます。最新の研究を学ぶ機会も設け、恋愛について多様な視点を育みます。
〈尾崎 博美〉
教育にとって「知る」「分かる」とは何だろうか。どのような状態のことをいうのだろうか。本授業では、人間にとっての「知る」「分かる」ことの意味を考えることを通して、教育が本来人間にもたらす楽しさ、面白さの可能性について探求することをテーマとします。
〈教育・人間学専攻教員〉
毎回異なる教員がそれぞれの専門分野から問題提起する輪講形式の授業です。生と死をめぐるさまざまな問題と方法論を学び、各回の分野とテーマを理解し、課題に取り組みます。
〈尾崎 博美〉
学校以外の「教育」をテーマとする施設や設備(美術館、博物館、テーマパーク等)を実際に訪れ、そこでどのような実践がなされ、メッセージが社会に送られているかを考察します。
現地研修を通して歴史や文化を学びます。
〈野田 潤〉
基本的な分析概念や専門用語を学びつつ、家族形態・結婚・離婚・子育て・介護などといったトピックに関して、時代的・地域的多様性をふまえた日本の現状、今後の展望などについて学びます。
〈教育・人間学専攻教員〉
卒業研究は学びの集大成です。3年次に決定した各自の研究テーマを基に、文献を読み、口頭発表のための詳しい資料を作成し、教員の指導を受けながら論文にまとめます。