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人間社会学部 国際学科※

ゼミ紹介

 

多文化共生論

人間社会学部 国際学科

山本 直子准教授

研究テーマ

多文化共生、移民の生活、外国につながる子ども・若者、子どもの貧困

研究内容

国境を越えて移動する人々やその家族に焦点を当て、人の移動が移住先の社会やその土地の人々、また移住者自身にもたらす影響について学びます。特に焦点を当てるのは、日本社会に暮らす外国人住民や外国につながる子ども・若者です。現代社会では、人々の生き方はますます多様化しています。人々の間にある様々な違いを尊重し、差異を活かして心地よく生きていくことができる多文化共生社会の実現を考えるということは、移民や外国にルーツのある人々のみにとどまらず、経済的豊かさ・年代・性などの面における多様性への視点ともつながってきます。多民族・多文化社会に関する理論や、現代日本社会の状況を実証的に学ぶことを通して、社会が抱える課題を発見し、自分たちに何ができるのかを考えていきます。

過去の卒業論文テーマ例

『朝鮮学校「高校無償化」排除を取り巻く問題―"普通の人"に隠れた差別意識―』
『日本における訪日外国人への多文化的配慮―ムスリム・ヴィーガン・ベジタリアンへの事例から-』
『海外にルーツを持つ児童がもたらす多文化共生理解-日本の小学生の多国籍化と学校給食における児童への配慮-』
『地域を支えるこども食堂-キリスト教精神に基づく活動-』
『Jリーグを通して見る日本のサッカー移民-今後の外国籍選手と日本の若手選手の活躍に向けて』
『ディズニー作品を通した人種差別―日本とアメリカの人種差別に対する違い―』
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