人間社会学部 国際学科
井上 美砂講師異文化間コミュニケーション、ダイバーシティ&インクルージョン、多文化協働、異文化受容態度、グローバル時代のコミュニケーション、外国人留学生・日本人留学生の異文化適応
世界中の多くの地域ではグローバル化が進み、政治、経済、社会、文化などいずれの領域でもヒト、モノ、カネ、サービス、情報が国境を越えて移動するようになりました。
2023年には在留外国人数が約341万人となり過去最高を記録しました。多くの外国人が日本で働き、学び、そして日本社会の一員として生活しています。このような現状からも、私たちは文化背景の異なる人々と協働し、共生することが求められています。
本ゼミでは、グローバル化した社会における異文化の人々とのコミュニケーションの問題に注目して、具体的な事例を調査・研究していきます。
『川崎市の学生支援団体がもたらす存在意義に関する調査』
『リーダーシップとフォロワーシップの相互作用に関する調査』
『日本で働く外国人社員が職場で抱える課題と葛藤』
『留学経験が日本人大学生の異文化受容態度に与える影響』
『多文化共生の実現に向けた課題と展望―霧が丘に住むインド人と日本人の事例―』
『帰国子女の経験が人生選択に与える影響』
『国際結婚移住女性の異文化適応プロセス』
『日本の企業における女性の職場環境に関する調査―職場での業務やコミュニケーションからの分析―』
『韓国人留学生の日本留学における経験に関する調査』
『女性リーダーの直面する課題とリーダーシップ像』
私は一年生の頃に、井上先生の異文化間コミュニケーション入門を履修していました。そこでは今までに習ったことのない学びを先生からたくさん教わり、さらに深く知りたいという思いから2年生、3年生で井上ゼミを履修しました。今では他者に対する 考え方が柔軟になり先生のゼミを履修できて良かったと思っています。
「異文化間コミュニケーション」と聞いた時、1番最初に思い浮かんだのは「外国人とのコミュニケーション」でした。けれど、男性と女性、上司と部下、健常者と障害者など、国内でも性別や年齢が異なる人々との間に異文化間コミュニケーションが起こり得ることをゼミで学びました。ゼミ生のみんなとの交流を通して、文化の差を理由に話すことを諦めてしまうのはもったいないと気がつきました。これからも何気ないお喋りからの発見を大切にしていきたいです。
小規模な大学ということもあり、ゼミもかなり少人数で教授との距離が近いです。研究のことだけではなく、就活の相談にも乗ってくださって幅広くお世話になっていました。
少人数制の授業で、先生がフレンドリーと言うこともあり一人一人に目を配っていただき親身になって相談に乗ってくれます。なので分からないこと、疑問に思ったことをすぐに聞ける環境なので、とてもスムーズに卒業論文の準備をすることができました。
井上先生はとても生徒に寄り添ってくれる先生で、いつでも相談に乗ってくれます。ゼミのメンバーは個性豊かですが、みんなお互いを認め合っていて誰と話しても話しやすい雰囲気です。まさに異文化間コミュニケーションを体現しているゼミだと思います!
井上先生ゼミでは、異文化間コミュニケーションの視点から私たちの周りで起きている多様性への理解や他人とのより良いコミュニケーションについて研究をします。学期末にはプレゼンテーションがあり、自ら異文化間コミュニケーションに関連するテ ーマを決め発表を行います。主体的に行動する力や、チームでの発表では積極的に周りに働きかける力が身に付きます。
井上先生ゼミでは、異文化について興味があることを幅広く学ぶことができます。私生活にも生かすことができおる分野なので、楽しく研究活動行うことができています。
自分の興味関心があることについて深く学べる環境だと思います。自分の学びたいことがまだ定まっていなくても、多様なトピックに触れ、学ぶ機会があるので、その過程で興味を持つことを見つけられると思います。
個性豊かなゼミ生が集まる井上ゼミは、私にとって居心地が良く、かつ沢山の刺激をもらえる場所です!
授業内では発表のために皆で協力し合ったり、井上先生含め優しくて楽しいメンバーが揃っていて、とても楽しいです!