2025年01月16日
授業紹介「明石町保育園の現場から、3~5歳児との工作活動について学ぶ」
星順子准教授、廣部朋美講師、桑原志津香実習指導講師が担当する『保育実習指導Ⅱ』の授業は、来年夏に「保育実習」を控えている学生が受講するクラスです。
この日は平塚の明石町保育園から、保育主任をはじめとする3名の保育士が来校され、ドキュメンテーション(写真や動画を利用した記録)による実践報告と工作の実践指導をしていただきました。子どもの年齢に応じた配慮の仕方を、実体験を交えて説明してくださいました。
実習経験の記憶も新しい若手保育士からは、「実習にむけて準備や勉強をして臨んだのに子どもは想定外の動きをするので頭が真っ白になったことがある」というリアルな話もあり、学生たちも身を引き締めていました。
同じ題材のおもちゃ作りでも、3歳児に適した材料の準備、4歳児むけの声かけ、5歳児の小学校生活を視野に入れた活動切り替えのバランスなど学ぶことは多く、現場の声を聴く貴重な機会となりました。
東洋英和女学院大学の保育子ども学科では、幼稚園教諭一種免許と保育士の2資格を取得することができ、ほとんどの学生が両資格課程を履修して勉強や実習に励んでいます。