【人間科学科】心理学の「対人コミュニケーション演習」の授業をご紹介します
5月16日(火)、心理科学専攻の「対人コミュニケーション演習」が開催されました。本授業では、アサーティブネス・スキル・トレーニングを通じて、効果的な対人コミュニケーションの方法やその心理学的背景について学びます。
アサーティブネス・スキルとは、自分と相手を尊重しつつ自身の考えを伝えるスキルです。この授業では、出来事の解釈が受け取り方や行動に影響を与える事例について、バイアスやスキーマ、感情との関連を学びました。
また、出来事の原因を推測するスキルを通じて、アサーティブなコミュニケーションが可能になります。今回は、グループごとのロールプレイを通じて理解を深めました。あえて会話がギクシャクしそうな出来事設定にして、ロールプレイをしました。
学生からの感想としては、「無意識に推測をして会話していることに気が付いた」「自分と他人との間で考えや感じ方が違い、話し合わないとすれ違いが生じることが分かった」といった新たな視点が得られたとの意見が多数寄せられました。
渡部麻美教授(専門:社会心理学)は、「この授業では、社会心理学の理論を取り入れながら、自他双方を尊重した自己表現のスキルについて学びます。学生には、自分と同じ意見を持つ人だけでなく、異なる意見や立場の人と関わることができるようになってほしいと考えています。多様性が重視される社会では、違いがあることを前提としたコミュニケーションがますます大切になると思います」とコメントしました。
心理学に興味のある高校生の皆さんはぜひオープンキャンパスにお越しください。
-------------------------------------------------------------
オープンキャンパス「心理・保育DAY」のご案内
日時:5月21日(日)10:00~15:00
プログラム:https://www.toyoeiwa.ac.jp/daigaku/prospect/opencampus/oc/2023529.html
14:00~14:50に体験授業「自分を表現するスキルを身につけよう」を行いますので、ご参加ください!
当日は、ほかの体験授業やガイダンスも予定しています。ぜひお越しください。
事前受付:https://mypage24.s-axol.jp/toyo-eiwa/event/1
-------------------------------------------------------------





