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2023年05月17日

【保育子ども学科】授業内で模擬保育が行われました

515日(月)保育子ども学科の授業「教育実習指導Ⅱ」の中で、模擬保育が行われました。

模擬保育とは、保育者をめざす学生が、自ら立てた指導計画をもとに、保育活動を実践してみる体験です。
学生たちは今回「制作」「ゲーム」「音楽」の3分野で指導案をあらかじめ考え、4歳児役を演じる同級生を相手に奮闘しました。

まず、子どもたちと一緒に工作を行う「制作」です。

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カエルや紫陽花などの6月らしいモチーフを、紙皿などの身近な材料で作っていきます。
計画どおりに進むグループもあれば、イメージがなかなか子ども役に伝わらず、身ぶり手ぶりで指導を行う学生の姿も見られました。

次に、あらかじめ考えてきたルールで子どもたちと遊ぶ「ゲーム」です。

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子ども役の学生は楽しそうに4歳児の姿を演じつつも、同級生の考案したルールが4歳児に理解できるものかなど、冷静にアドバイスしあっていました。

最後の「音楽」では、ピアノを弾いたり歌ったり、幼稚園さながらの賑やかな様子が見られました。

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模擬保育の後はその場でふり返りが行われ、教員や同級生からのフィードバックに学生たちは耳を傾けていました。

こうして少しずつ保育への理解を深める4年生を待ち受けるのは、いよいよ来月から始まる幼稚園での教育実習です。
「どんなに綿密に指導計画を練っても、実際の保育現場では予測通りになることがありません。実習前に身をもって"思い通りにいかない状況"を体験することが、この模擬保育の目的のひとつでした。保育者には、予想しなかった子どもの言動に真摯に向き合い、その思いに応えようとする丁寧なふるまい方が求められます。その場で生成され続ける保育の醍醐味を、存分に味わうことができる実習になるよう祈っています」

模擬保育を見守る塩崎美穂准教授、五味美奈子講師、佐藤浩代実習指導講師からは、そんな学生を想う声が聞かれました。

このような実践的な学びの機会を通じ、本学の保育子ども学科では学生ひとりひとりが描く理想の保育者像を明確にしていきます。
伝統ある保育の学びを、ぜひ体験してみませんか?

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オープンキャンパス当日は、保育子ども学科の体験授業などをご用意しています。
ぜひお気軽にお越しください。