2023年04月27日
【保育子ども学科】英和の森でのタケノコ掘り、野草摘みが行われました
4月24日(月)、保育子ども学科の山下ゼミ・山本ゼミ・塩崎ゼミの1~4年生が集まり、キャンパス内の森で自然学習を行いました。
山下久美准教授(専門:幼児の自然教育)を筆頭に始まったこのイベントは、もう15年以上続く保育子ども学科の伝統行事です。
まずは五味美奈子講師と共に、スコップ片手に竹林へ向かいます。
めざす竹林は、本学が有する森の奥の方に広がっています。
目的地にたどり着いた学生たちは、自らタケノコを探すため、竹林に分け入っていきます。どうしたら良いか戸惑う1年生には上級生が声をかけ、全員で力をあわせてタケノコを掘りました。
一方、キャンパス内の繁みでは、野草を収穫する学生の姿が見られました。
「このハルジオンというお花は、つぼみも食べられますからね。あれは春の七草にもなっているハコベです」
山下久美准教授に指導を受けながら、学生たちは食べられる野草を摘んでいきます。
途中で学生たちが服にくっつく植物を見つけると、
「これはお花と組み合わせてブローチが作れるの。将来子どもたちと遊ぶときに作ってあげてね」と、山下准教授がその場で作った草花の胸飾りをもらった学生は、思わず笑顔になっていました。
さて、いよいよタケノコと野草を調理していきます。拾った枝から火をおこし、切った食材を洗い、茹でたり揚げたり......すべて学生たち自身で行います。
お吸い物には収穫した三つ葉を散らし、タケノコや野草の多くは天ぷらにしました。中でも、わさび醤油で食すタケノコのお刺身が学生に人気でした。
ゼミナールや学年の隔てなく、学生と教員が協力して、自然豊かなキャンパスならではの学びが実践された1日でした。