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2023年02月03日

人間科学科 卒業研究発表会が開催されました!

1月27日(金)に人間科学科の4年生による、卒業研究発表会が開催されました。オンラインでの開催(リアルタイム型)となり、4年生の代表者8名が、口頭で卒業研究を発表し、3年生が質問を行う形式で行われました。口頭発表を行わない4年生の卒業研究は、一人10分程度の動画にまとめて、学内限定のオンライン公開(オンデマンド型)が行われました。

心理科学専攻、教育・人間学専攻の専攻ごとに研究テーマや研究手法は異なりますが、それぞれ指導教員からの研究指導をもとに研究を進め、4年間の学びの集大成としてまとめ上げました。今回の口頭発表会では研究背景・研究目的・研究手法・調査結果から考察を導き出し、それぞれの視点で考えを述べていました。口頭発表のあったテーマの一部をご紹介します。

  • 秋本ゼミ(専門:臨床心理学) 坂井彩さん
    『コロナ禍に女子大生が抱えるストレスに関する量的および質的研究』
    新型コロナウイルス感染症の流行とそれに伴う行動制限の長期化が女子大生にどのようなストレスを与えているかということを質問紙と自由記述法を用いてまとめました。

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  • 柳沢ゼミ(専門:教育工学) 横井夏海さん
    『購買意欲を上げる書籍の表紙のデザインに関する研究―売れ行きのある書籍の傾向とデザイン分析―』
    購買意欲の上がる書籍の表紙の特徴について、実際の売れ筋ランキングを集計・分析し、結果をもとに自身で作成した架空の表紙デザインからアンケート調査を行い、考察しました。

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人間科学科主任の渡部麻美准教授は「コロナ禍以降、オンライン形式となって3年目の卒業研究発表会でした。日本の青年の自己肯定感や防災教育、安楽死問題など、発表された研究テーマの幅広さに、人間科学科の学生の4年間にわたる学びの多様性が表れていました。卒業研究を通して身につけた力や達成感は、一人ひとりのこれからの自信につながるのではないかと思います。」と卒業研究発表会を振り返りました。

発表した4年生の皆さんは、本学での学びの集大成を発表する機会となり、見学した3年生にとっては来年度の卒業研究に向けた貴重な学習の機会となりました。
4年生の皆さん、お疲れ様でした。

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