緑区連携事業Mini Mini Midori 2022年度活動報告について
横浜市緑区は、ドイツのミュンヘンで行われている「ミニ・ミュンヘン」の緑区版「子どものまちづくりイベント」を2019年度より開催しています。19歳以下の子どもたちが主体的に「まちづくり」に関わることを通して、地域・経済などの社会の仕組みを知り、市民の一人となっていく土台を養う目的です。
本学の学生たちはボランティアとして、準備・運営サポートを行いました。5月に学内説明会を受けて、6月から毎月子ども会議に参加しました。毎月の活動を通じて、子どもたちと時間をかけて関わりを深めました。参加した学生たちにとって、子どもの遊び・学びを支える貴重な地域貢献・社会参加の学びの機会になりました。人間科学科 尾崎博美 准教授、保育子ども学科 三上慧 准教授・小井塚ななえ 講師が加わり、それぞれの専門性を生かし、子どもとの触れ合いを支援しました。
今回は、初めての取組みとして、「子どものまち」の一角に英和ブースが「まちづくり」に参画しました。ブース展開に向けて、6月から毎月学内で準備を進めました。美術を専門とする三上准教授の指導のもと、竹を活用し、のぼり旗も制作し、子どもたちが英和の竹の輪切りと毛糸を組み合わせた自由な創作あそび場を提供しました。
参加した学生の声
たくさんの子どもたちと触れ合えて、子どもたちの元気さやこの活動に対する熱量を感じられて、とても良い経験になりました。
大人たちでは考えもつかないような子どもたちならではのアイデアなども知ることができました
やりがいがあります。子供たちの成長も感じることができ、そこから学べることもあります
普段触れ合うことのできない年齢の子供達と触れ合ったり、英和の自然を体感することで、教室授業ではできない学びを得ることができ、また自分の価値観を広げることができました
「大学に所属している間に、地域交流の機会を持てるというのは、とても嬉しいです
1月21日(土)に、緑区役所にて報告会が実施されました。参加した子ども達からは、子どもたちが英和ブースで遊んだことで、「東洋英和」の存在が「子どものまち」の一部として思い出に残っていることが伝わる声がありました。本学は引き続き、このようなイベントを通じて、学生の成長と地域貢献を進めてまいります。
参考記事:
横浜市緑区HP『子どものまちづくりイベント「Mini Mini Midori(ミニミニミドリ)」』
※当日の様子が動画で紹介されています。ぜひご覧ください。報告書も同ページよりご覧いただけます。