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2023年08月29日

【高大連携】未来の司書に挑戦!図書館職業体験プログラムを開催

高大連携事業の一環として、図書館は2019年から協定校の生徒を対象とした図書館職業体験プログラムに取り組んでいます。今年度は8月後半の6日間に、12名の高校生が参加し、うち皆勤だった9名が修了しました。
東洋英和のプログラムは、2日間じっくりかけて図書業務の基礎を学び、体験できる構成となっています。司書でもある図書館事務室の青山事務長に、概要を伺ってみました。

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青山史絵事務長/司書

Q. 高校生は当日どのようなプログラムを受けるのでしょうか?

閲覧業務、図書業務(発注、受入、目録、装備・補修)、電子コンテンツ体験、雑誌業務、レファレンス体験、展示コーナー設置など、盛りだくさんな内容となっています。少しでも効果的に司書業務を体験していただけるよう、毎年実施後に職員間で振り返りを行い、プログラムをブラッシュアップしています。

Q.東洋英和ならではの体験はどのようなものがありますか?

司書の仕事がイメージしやすいように実際にやってみることに主眼を置いています。特に、目録作成や実践型のレファレンス体験は、やってみて初めて分かる作業だと思います。展示コーナーの設置もおすすめの取組みです。やりっぱなしにならないよう、各業務体験後に学んだことをコメントしてもらうのも特徴かと思います。

Q.参加した高校生の反応はいかがですか?

アンケートを見るととても満足度が高いと思います。楽しみながら体験できた、働くことに興味が高まった、学習意欲が向上したと回答されている方が多かったです。参加者には図書委員経験者が多く、図書委員業務の理解がより深まったり、さらに知りたいという意欲が出たという声もありました。

Q.高校側とは連携をしているのでしょうか?

プログラムではすべての工程で職員が付き添いますので、参加生徒の様子を記録して、高校の先生方にフィードバックしています。参加した高校生の手元にも戻されるので、自分が感じたことをより客観的に振り返られる機会になるのではと思います。

今後も高大連携プログラムをはじめ、図書館は知の拠点として様々な事柄を支援してまいります。引き続き東洋英和女学院大学図書館にご注目いただけますと幸いです。

貴重書庫の見学
閲覧業務体験
発注・受入業務体験
レファレンス体験
展示コーナーのPOP作成
修了証授与
参加高校生の作品①
参加高校生の作品②
参加高校生の作品③
キャンパスの中心に位置する図書館(外観)

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