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2024年09月18日:お知らせ

西教授がパリ・パラリンピックの公式ファンゾーンで、AIロボットを活用したスマータ-・インクルーシブ・ダンスのパフォーマンスを披露!

神奈川新聞(2024年8月31日号)で、保育子ども学科 西洋子教授が9月8日にパリ・パラリンピックのファンゾーン(ベルサイユ)でスマータ-・インクルーシブ・ダンスのパフォーマンスを披露する内容が紹介されました。
スマーター・インクルーシブ・ダンスとは、AIロボット技術を用いて、世代の差や障がいの有無・程度を気にすることなく、国境を越えて全員が同じステージで一緒にダンスを楽しむ活動です("Yes We Dance!"プロジェクト:プロジェクトリーダー平田泰久(東北大学)、Eric Monacelli(パリ・サクレー大学))。
NPO法人「みんなのダンスフィールド」の理事長でもある西教授は、緑区や都内の公立文化施設と連携して、インクルーシブな身体表現やDEIアートの様々な企画を展開しています。今回の渡仏には、みどりアートパーク(緑区)でのワークショップ「のはらハみどり」で活躍しているNPOメンバー数名が同行し、テクノロジーとアート(ダンス)という異なる分野が融合する国際交流を行いました。その様子は、9月24日(火)11:30~「ひるまえほっと」(NHK)の番組内で紹介されます。

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このプロジェクトには、保育子ども学科を卒業し、現在は保育者として働きながら本学の大学院で研究を行う井出真結子さん(人間科学研究科、幼児教育・発達臨床学領域、修士2年)も参画しました。学部在学中から、西教授のさまざまなワークショップに参加してきたことが、今回の海外での活動につながりました。
西教授は『市民向けのデモでは、フランスの子どもたちに笑顔で柔らかにかかわる井出さんの姿が印象的でした。パフォーマンスで使う道具には、常に細やかな配慮をして、みんなが気持ちよく使えるように整えてくれました。保育者としてさまざまな経験を積み重ね、大きく成長していることが感じられて、指導教授としてとても嬉しかったです』と現地での様子をコメントしました


202409180102.jpg市民を対象としたAIロボットのデモ

202409180103.jpg日本チームのパフォーマンス:Twilight Harmony

202409180104.pngパフォーマンス会場全体の様子

202409180105.jpg各国のプロジェクトメンバーとの集合写真


▽神奈川新聞
横浜発のDEIダンス、パリで世界デビュー パラ関連イベント出演へ
https://www.kanaloco.jp/news/life/article-1106549.html
※会員のみ全文を閲覧可能です。

▽NPO法人みんなのダンスフィールドHP
https://www.inclusive-dance.org/

▽スマータ-・インクルーシブ・ダンス
https://www.eng.tohoku.ac.jp/news/detail-,-id,2969.html

≪プロフィール≫
西 洋子(にし ひろこ)
人間科学部 保育子ども学科 教授
主な担当科目:子どもの感性と表現
専門分野:身体表現論
https://passport.toyoeiwa.ac.jp/kg/japanese/researchersHtml/94003/94003_Researcher.html