子どもたちと自然体験をつなぐ「もりっこ」実施報告
東洋英和女学院大学で「よこはま森の楽校 英和の森の自然遊び-もりっこ-」が開催されました。横浜市の「横浜みどりアップ計画」の一環として、幼児教育専門の山下久美准教授の指導のもと、保育子ども学科の学生が地域の子どもたちに自然体験を提供し、学生たち自身も自然体験への理解を深めました。この取り組みは今年で12年目となりました。
5月27日(土)は、上級生がリーダーとなり、2年生が参加者を引率しました。キャンパス内の各スポットを巡り、子どもたちに様々な自然体験を提供しました。草花採取、カブトムシ幼虫掘り、下敷き作り、木の実拾い、竹林体験、池遊び、雑木林散策、野草試食、芝滑りなど、さまざまなアクティビティが行われました。
図書館裏で参加者を案内していた学生に話を聞きました。4年生の宮澤さんは、本学卒の憧れの先輩がもりっこに参加すると聞き、手伝いを申し出てくれたそうです。先輩の幼稚園の先生が、宮澤さんのお母様という深い縁の中、入学前にかえで祭での触れ合いなどを通じて、本学への志望度が高まりました。「幼稚園の先生になるなら東洋英和がいいよ」という他の幼稚園教諭たちの後押しもあり、憧れの先輩を追いかけて東洋英和での学びを深めています。
この宮澤さん以外にも、自然の中で学びを深め幼稚園教諭になりたい学生や、養護施設で働きたい学生など、様々な想いを胸に、地域のお子さんに子ども目線でしっかりと向き合う学生たちが印象的でした。地域のお子さんたちにとって、本学の学生はどのように映ったでしょうか。参加してくださったお子さんの表情をみていただければ、それは語らずともよくお分かりいただけると思います。
お子さんの気持ちに寄り添う学生の姿勢をご評価いただき、参加者アンケートは満点という結果になりました。

翌週の6月3日に、イッツ・コミュニケーションズに取材していただきました。
その様子が公開されております。ぜひご覧ください!
▽イッツコムYouTubeチャンネル
英和の森の自然遊び -もりっこ-【地モトNEWS】2023/6/7放送
https://www.youtube.com/watch?v=w1HADjOXMe4