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2025年08月07日

ソフトバンク産学連携AWARDで審査員特別賞 ICTで地域とつながる学生の挑戦

全国の大学・専門学校がICTを活用して地域課題に取り組む「ソフトバンク社会貢献プログラム 産学連携プロジェクト」。その成果を審査・表彰する「産学連携プロジェクトAWARD2024」が2025年7月に初開催され、全国67校から選ばれた6団体のひとつとして、国際社会学部 長谷川かおりゼミと岩崎学園 情報科学専門学校の共同プロジェクトが審査員特別賞を受賞しました。

取り組んだのは、横浜市若葉台団地の商店街活性化。高齢化やシャッター街化が進む地域で、空き店舗を活用したポップアップストアを期間限定開店し、地域ポイントアプリを開発。ポイントは実際に店舗で使われ、地域のにぎわいづくりに役立つ大きな可能性を示しました。アプリの設計や広報、現地サポートまで学生が担い、実証実験後にはアンケートとデータ分析も行いました。

長谷川かおりゼミの越野真緒さん(4年)は、「この取り組みでは、デジタル技術を使って地域ポイントを出したのですが、実証実験期間中にサポートデスクとして、地域に毎日詰めて、素晴らしい若葉台の皆様に温かく励ましていただき、直に交流できたことで、色々な課題を肌で感じることができました。リアルなお声を聴き、デジタルでの解決策を改良できたらと感じました。」と感想を述べました。

長谷川かおり准教授は、「私たちのゼミでは、地域活性化のフィールドワークからデジタルの地域ポイントのしくみをつくり、地域の皆様の交流と課題解決、商店街の活性化をしたいというアイディアを持ちました。これを株式会社ソフトバンクの産学連携担当の方にお話したところ、岩崎学園 情報科学専門学校様と連携してアプリを作るというお話に発展し、分野の異なる二校が得意なところを生かして協力する取組ができたことに、関係者の皆様に心から感謝申し上げます。学んで分析したアイディアを実証・実装するために、何が必要か、どのようにして困難を切り開くかを体験することは、産学連携ならではの実践的学びです。このような試みは、ミッションスクールとして社会に貢献する精神にもかなうものと思います。2026年4月に改組する人間社会学部の『変わることを、楽しむために。』というコンセプトのもと、今後も新たに社会に貢献できる価値を生み出したいと思っております。」と語りました。

参考リンク:
学校法人岩崎学園 情報科学専門学校 ニュース記事
https://www.iwasaki.ac.jp/news/topics/20250724/

ソフトバンクニュース
https://www.softbank.jp/sbnews/entry/20250729_03?page=02




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