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2024年06月26日

渡部麻美教授『対人コミュニケーション演習』授業紹介

本やテレビを見たり他人と話したりすることで、表現のバリエーションを増すことができる。

人間科学科 渡部麻美教授(専門:対人社会心理学)が「対人コミュニケーション演習」の授業で話された一言です。

3年生から履修できる本授業は、自分と相手を尊重しつつ自身の気持ちを伝えるコミュニケーションスキルを講義と実践を通して学びます。

この日のテーマは「感情を表出する」
「感情を表出する」とは「感情的になる」ということではありません。自身の感情を「言葉」と「身体的な表現」(表情や声のトーンなど)で組み合わせて、適切な方法で「感情を表現する」ということ。この「適切に感情を表出する」ためのスキルについて学びました。

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授業の後半には次の設問に対し「どのような感情を感じるか」「その感情をどのように表現するか」を各々でワークシートに書き出し、グループディスカッションを行い、結果を発表しました。

Q.期末試験の出来が最悪だった授業の成績が「秀」だった。そのときの気持ちをその授業を取っていない同級生に伝える。

この問いに対して

「嬉しさ」「疑問」「困惑」「安心感」

など共通する感情もあれば

『出来が最悪だったのに「秀」ということは、出来の良かった他の授業はどうだったのだろう』という「不安」の感情を感じる。

という意見もありました。

また、その感情について

笑顔になる・声が大きくなる・トーンが速くなる

といった嬉しさや喜びに繋がる表現が多く見受けられました。

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自身の感情や、表現の仕方を共有・発表することで「感情を表出する」ということを実践的に学びました。

また、発表を通じて、感情は同じ出来事でも人によって捉え方が異なるということを認識し、対人コミュニケーションの奥深さを改めて感じる授業でした。

<NEW!>スタディサプリ進路の「先生・教授」ページで渡部麻美教授の紹介記事が掲載されました。
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