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2022年12月23日

無印良品×東洋英和『クリスマスリースづくりワークショップ』を開催しました

12月13日(火)に無印良品 青葉台東急スクエア店と協力し、クリスマスリース作成のワークショップを行いました。保育子ども学科山下久美准教授とゼミ生が中心となって、参加者のリースづくりを手助けしました。

ワークショップでは、3回の事前予約に加え、当日の参加者もあり、合計14人ほどがクリスマスリースを作成しました。今回作成したクリスマスリースは、大学内に自生する植物を利用したもので、無印良品のSDGsに配慮するという営業理念にも合致した企画となりました。

あらかじめ、山下ゼミの3年生がキャンパス内の植物を採取し準備をしました。参加者は最初に葛の弦を3週間乾燥させて円形に成形されたリース台を選び、それにヒノキアスナロの葉を思い思いのイメージで付けていきます。装飾には全て大学の横浜校地内に自生するメタセコイア、スダジイ(椎の実の一種)、スギ、ヒノキの実等を使いました。作業手順やリースの保管方法を学生や山下准教授に尋ねたりしながら、リースづくりを楽しんでいました。参加者からは「造り物ではない自然素材の感触を楽しみながらのリースづくりは、日常では体験できない貴重な体験だった」と感想をいただきました。

参加者のお子さんが飽きてしまったときには学生たちが折り紙やお絵描き等で対応したり、赤ちゃんが泣きだしたときには抱っこしたりとあやしていました。親御さんより「学生さんたちが子どもの相手をしてくれて、久しぶりにゆっくりと楽しむことができました」と学生たちの対応にもコメントをいただきました。保育子ども学科山本教授(学科主任)は、「このようなワークショップ開催は、地域の子育て支援としての意義もあることを認識しました。保育者を目指す学生たちにとっても、自由な子どもたちとのかかわりや親御さんとの会話の機会は貴重な体験であり、生きた教育実践となりました。スペース的にも少人数でのしっかりとした関わりができるワークショップを、今後も継続して定期的に実施していきたいと思います」と今回を振り返りました。