2017.08.02
お知らせ
小学部夏休みの一大イベント。
今年も全学年が順番に軽井沢の追分寮に行きました。大好きな夏期学校です。
それぞれのしおりの表紙には、その子なりの夏期学校への思いがあふれています(これは5年生)。
寮に着いたらベッドメーキング。
1年生の時は、先生が相当手伝ってくれました。
2年生の時は6年生と一緒だったので、6年生が相当手伝ってくれました。
3年生になって初めて自分たちだけで作ります。がんばってます。
3年生はあいにくのお天気でキャンプファイアーが、室内でのキャンドルファイアーになってしまいました。
でも大盛り上がり!
さて5年夏期学校の重要なプログラムの一つは、「追分宿散策」です。
追分寮からすぐの中山道の宿場町「追分宿」を、歩いて学びます。
歴史について、追分ゆかりの文学者について、事前学習もばっちりしてあります。
「追分宿郷土館」に着きました。
今年の5年生はラッキーです。特別企画展「村岡花子と軽井沢」を見ることができるのです。
村岡花子さんが東洋英和女学校在学中の校長先生は、ミス・ブラックモア先生。
先生は夏休みに寄宿舎から自宅へ戻ることができない生徒たちを、ご自分の軽井沢の別荘「ブルックサイド・コテージ」に預かってくださいました。軽井沢で開かれた音樂會を聴きに行ったり、そこでの生活は西洋人の生活そのもので、とても楽しかったそうです。
花子さんも思い出に残る夏休みを過ごした軽井沢を、その後もたびたび訪れることとなり、軽井沢を愛する文学者たちとの交流をたくさんもたれました。
軽井沢で東洋英和関連の写真を、思いがけずたくさん見ることができました。
夏期学校の最後は大そうじ。
「競争じゃないんだから!ゆっくり丁寧にふいてちょうだい。」と言われながらもつい、ぞうきんがけ競争...。
お世話になった追分寮にさようなら。また来年来ます!
今年もすべてのプログラムが守られ、素敵な思い出がたくさんできた夏期学校でした。
「天ぷらのおかわり、終わりでーす。」
両手に持つは、トングです。
(この後、しばらくブログの更新はお休みさせていただきます。)