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東洋英和女学院大学付属 かえで幼稚園
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保育だより クリスマス号

 
 
   
 

『喜び合う』 ―光としてこられたイエスさま―

クリスマスを待つアドベント(待降節)の時期となりました。色・音楽・香り・贈り物・集い・・・楽しい光景が浮かびます。それもクリスマスシーズンなのですが、本来クリスマスとはクリスト(キリスト)マス(礼拝)、キリスト礼拝という意味です。

 先日のこと、年長組のY男ちゃんが「大漉先生って、礼拝がとっても嬉しいんでしょう?」と不意に問いかけてきました。その時、おそらく私は「うふふ」と微笑んだと思います。そして、「そうよ、嬉しいのよ。だって、イエスさまがどんなに私たちを愛してくださっているかを、みんなと一緒に知り感謝することができるのですもの」と応えました。Y男ちゃんは、「そうかー、そうだねえ・・」と言い、ふーっと息をはき、それから友だちのところへと走って行きました。私はその後ろ姿を見送りながら、Y男ちゃんにとっても礼拝が喜びなのだろう・・と思っていました。

 そのイエスさまが、人間のお姿で、しかも馬や牛のえさ箱である飼い葉桶に眠る小さな赤ちゃんのお姿で私たちのところにいらしてくださったことを覚え礼拝し、喜び合う時がクリスマスです。
 ―「その光は、まことの光で、世に来てすべての人を照らすのである」(新共同訳聖書 ヨハネによる福音書1章9節)― 聖書はイエスさまのご存在を「光」と言い、その光は、ただ周りを明るく照らすというものではなく、私たちの心を包み導く「まことの光」だと伝えています。その光は「愛」と言い代えることもできます。

 子どもたちもそしてほとんどの保護者の方々も、かえで幼稚園に出会い、ここがキリスト教を土台とする幼稚園であったために礼拝を体験し、イエスさまを知ったのでしょう。けれどもイエスさまの「光」は、ずっと以前より灯され続けていました。そして子どもたちと私たちを招いてくださっていたのです。
 変わらない確かな存在に愛されていること、その方のみことばによって生き方の道しるべを与えられていることで、私たちは支えられます。深い安心と希望の中に置かれます。心配や苦労があるとすぐに揺れ動くもろい私たちですが、静まって祈り「イエスさまの光の内に居る」ことを思うと、その信頼により立ちあがらせていただき前に向かわせてもらえます。
 2018年前の最初のクリスマスに、「まことの光」となってくださるイエスさまを与えられた人々もそうだったと思います。「主が共にいてくださる」ということを受けとり、安心させられ、希望をいただきました。そして、野原で暮らしていた羊飼いはなかまとともに、遠い異国の博士(学者)たちは旅を続けてきた同志とともに、イエスさまを中心にして、喜び合いました。その喜び合いが賛美であり礼拝でした。

 この年もアドベントからクリスマスへの時を、子どもたちと保護者の方々と大切に過ごしたいと思います。聖書に描かれているクリスマスを知り、祈りと賛美を、ことばで、歌で、楽器で、からだで表わし、喜び合いたいと思います。野原の羊飼いのもとにやってきた天使が伝えた神さまからのみことば―「すべての民に与えられる大きな喜びを、あなたがたに伝える。きょうダビデの町に、あなたがたのために救主がお生まれになった。このかたこそ主なるキリストである」(口語訳聖書 ルカによる福音書2章10節・11節)―を心に留めながら、ともに喜び合いましょう。

 イエスさまは、―「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい」(新共同訳聖書 ヨハネによる福音書13章34節)―と、言われています。このメッセージは、今私たち一人ひとりに送られています。喜び合うことも愛し合うことも、私にとってしばしば難しいことです。ですからアドベントを前にしてあらためて、「子どもたちや保護者の方々や先生たち、そして家族や友との関わりの中で、愛をもち平和をつくり出すことができますよう、まことの光であるイエスさまがどうぞお支えください」と祈っています。

                        ・・・メリー クリスマス・・・
                                                               大漉 知子