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東洋英和女学院大学付属 かえで幼稚園
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保育だより 2月号

 
 
   
 

人の育ちに大切なこと

1年の中でも一番寒い季節を迎えています。そのような中でも子どもたちは庭に出かけて行きます。息を大きく吸って「は〜っ」と吐きだし、「白いよ〜」と見せあったり、氷のはったバケツからそーっと氷を取り出し、おひさまにかざして見たりしています。砂場では砂と残った雪を混ぜて"かき氷"作り。何個も何個も作って並べ、片づけになってようやく冷たくなった手に気づき、汲んでおいたお湯に手をつけ、「あったか〜い」とほっとして顔をゆるませます。
  先日は横浜にも雪が積もりました。大人にとっては交通手段に困り果てることもあるのですが、子どもたちはワクワクしています。雪だるまを作ったり、雪のたまを投げ合ったりします。長靴の中に雪が入って「靴下べちょべちょ〜」「私は手袋がべちょべちょ〜」と保育室に戻って来ます。ヒーターの前に雪で濡れた靴下や手袋、ズボンを干してお弁当を食べました。
 冬の冷たい空気、氷や雪の冷たさ・美しさ、温かい部屋に戻って来て濡れた洋服を乾かしながらお弁当を食べるほっとしたひととき。素朴だけれどこのような感覚を覚える時間が人としての育ちの原点になると思います。
 1月27日年中組の父親参加にいらした一人のお父さまが「子どもの生活に身を置いてみて、自分は普段、効率重視の生活を送っているが、アナログの生活の大切さを感じた」とおっしゃっていました。私はアナログという表現をされたことを興味深く思いました。短い時間だったので詳しくお話することはできなかったのですが、このお父さまのことばを私なりに考えてみました。調べてみるとアナログの定義は連続したもの、数値化されていないものとあります。反対にデジタルということばは離散したもの、数値化されたものとあります。どちらにも良さと欠点があるでしょう。ただ、子どもの生活には連続した数値化されないもの、例えば前述のようなひとこまや、ひたすらに穴を掘ったり無心に走ったり、作ってはこわしまた作るようなことが大切だと思います。そのようなことをお父さまは感じて下さったのだと思いました。(永瀬真澄)                                                            

    「それゆえ、信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である。」
                                            (コリントの信徒への手紙T 13章13節)