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東洋英和女学院大学付属 かえで幼稚園
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保育だより 7月号

 
 
   
 

豊かな言葉との出会いのとき

毎週、金曜日は年長組の「かえでぶんこ」の日です。金曜日のお昼すぎ、私は準備をしながら、借りに来る子どもたちの顔を思い浮かべます。「先週、『いたずらきかんしゃちゅうちゅう』(福音館書店)を借りたAちゃんは今週、何の本を選ぶかしら?」「虫の研究をしているBちゃんにはこの絵本がおすすめだなあー」と一人でニヤニヤしています。おすすめの本棚の準備をしている私のところへ田中先生や安東先生、大漉先生が「この本、私の好きな本だから並べていいかしら?」とやってきます。私は「○○せんせいのおすすめ!」「まよったときはみてねーこんしゅうのおすすめー」などの札を本棚に貼ります。
 2時になるとお家の方と一緒に子どもたちがやってきます。「私の思った通り!」と思う本を借りる子どももいれば「まあ、その本を選んだのね」と思いもよらない本を選ぶ子どももいます。借りる期間が1週間あるので少し長い物語を選ぶこともできます。
 あるお母さんは「私も小さい頃、この本が好きだったんです」と愛おしそうにその本を眺め、借りていきました。
 借りていった絵本は、ご家庭でどのように読まれているのでしょうか?ぜひ、お母さん(お父さん)の声で読んであげてください。字が読めるようになっても大好きな、一番安心できるお母さん(お父さん)の声とぬくもりを通して絵本読んであげてほしいと思います。その時、言葉とともに伝わるのは愛情です。
 現在、福音館書店の相談役でたくさんの子どもの本を出版してきた松居直氏は「ある牧師先生が心をこめて朗読されるのを聞いて声の言葉っていうのは生きる力。言葉は命であり、光なのだと感じた。そして自分は母親から言葉をもらった」と語っています。
 絵本を通して豊かな温かい声の言葉を体験する時がもたれることを願っています。

 <聖書のみことば>
       『初めに言(ことば)があった。言は神と共にあった。言は神であった。 』
                                              ヨハネによる福音書1章1節


                                                              永瀬 真澄