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東洋英和女学院大学付属 かえで幼稚園
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保育だより 5月号

 
 
   
 

好きな場所・好きな遊びがあることの幸せ

若葉の緑が目に柔らかく美しい季節です。
 4月、進級した子どもたちは、憧れていたひとつ大きい組の世界に進み、はりきり気味に昨年度からの続きの1ページ目を重ねていました。
 新しく入った子どもたちは、ゆっくりとその子らしく動き始め、『ようちえん』を知り、それぞれに居心地の良い安心な場所や遊びをみつけつつある今です。とはいえ、何をしたら良いかわからないとまどいや、お母さまから離れることの悲しみや、思いどおりにならない不安から、泣いたり、甘えたり、反発したり、はしゃぎ過ぎたり、黙りこんだりします。私たちはそのような時にはまず、「心配なのね」「かなしいのね」「いやだったのね」と気持ちを受け止めます。そのような子どもの傍らにいることは、その子どもの心とふれ合う機会です。そして、私たちがその子の気持ちに寄りそっているうちに、大泣きしていた子どもも、大抵の場合、泣きたいだけ泣いて、やがて自分から涙を止める時を迎えます。それをくりかえしながら安心をため、段々とこらえる力もつけていくのが子どもですので、焦らずその時その時を大切に愛おしんで過ごしています。
 さて、好きなものをみつけた子どもは、何度も何度もそれを楽しみます。レール汽車・はさみやのりを使っての製作・お気に入りの人形をおんぶしてのままごと・ダンゴムシ探し・すべりだいやままごと小屋の屋根の上にいること・砂場での穴掘り・なかまを集めてのかけっこや鬼ごっこ・積木の家つくり・木工室で時間をかけて板を切ったりやすりをかけること・・・・・・・・好きなこと・好きな遊びは、その子どもの原点ともなり落ち着く場ともなります。そこから周りを見渡し、心を動かし、ものと人と関わり、知恵をはたらかせ、『おもしろい』を深めていきます。また成長の過程で、思いどおりにならないことに葛藤したり、なかまからはずれてしまった時には、その遊びが戻る場となってそこで自分を立て直すことにもなります。
 いずれ遊びや人間関係が広がっていくことを思っても、一人ひとりが出発点であり着地点である「これが好き」「ここが好き」を持っていることは意味のある大切なことです。
 さあ、春夏秋冬・・そこからの育ちの物語をご一緒に見ていきましょう。

 <聖書のみことば>
    『主は人の一歩一歩を定め 御旨にかなう道を備えてくださる。』
                                            詩編37章23節


                                                         園長 大漉 知子