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東洋英和女学院大学付属 かえで幼稚園
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保育だより 2月号

 
 
   
 

2月の光

新しい年の2番目の月をむかえます。澄み切った光、空気、水に冷気と日差しのぬくもりが加わる季節、その中での子どもたちの三学期の生活は、一年の中で落ち着いたものになることを願い、またその通りにある時でしょう。一人ひとりが自分の内に何かが、しっかりと芯となる様な、それが「わたし」というものでしょうか。そのわたしがこうしたい、また先の見通しを持ってこうありたいと思うことが、確実に育っていることを、子どもともにいる保育者は、日々のさまざまなところで確認し、喜びあっています。それは、「わたし」が未来に対する信頼なしに育つものでないからです。月日をかけ、人と人とのかかわりを通して心身と共に重ねてきたゆえに生まれ、育てられていくものだからこそ、今日という時の重みを感じます。
 先日ある文章※を読んでいて、「私たちが大事だと思っているもの、価値のあるものと信じているものも、私たちがそれを守らなければ存在しなくなるものだとわかってきました」とありました。つづいて「美しさというようなものも、空中に抽象的な美が存在しているわけでなく、人がなにかを美しいと感じた時、その都度、そこに生じるもの、慈しみとか、憐れみとかも、だれかががだれかをいとおしんで、大事にする、手を差し伸べて助けようとする行為がなければ存在しないもの。つつしみとか節度というような美徳はなおさら、その態度を保つ人がいなければなくなっていく価値なのだといえます」とつづられていました。
※松岡享子:ランプシェード お正月(『こどもとしょかん148』2016冬)より

 子どもと共にある保育の本質として、人の中に保ち、育てられなければ存在しえないことの重大さを感じさせられた一文です。そして、その中心にあって主なる神さまに守られ、導かれていることを思わされることでもあります。


     『幼子はたくましく育ち、知恵に満ち、神の恵みに包まれていた』
                                       ルカによる福音書2章40節
                                                            園長 石津珠子