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保育だより 6月号

 
 
   
 

六月の空のもと

今年はいつもより夏日と呼ばれる日が早くやってきました。初夏の気候のもとでの子どもたちの活動はいよいよ忙しく、活発になります。草木の緑が深まるにつれ、徐々に、自分の場所や遊びに落ち着きが見られ、集中する姿がみられます。 自然とともに子どもの生活のサイクルがあることをも実感させられるときでもあります。
 かつて、1970年代後半に、津守真氏が「子ども学」という言葉を提唱されました。

 幼児の行動をどのように見るか。子ども自身はそこで何を考えているのかという問いを、持つとき、子どもの行動の現象のその奥にあるものを捉えて、それがなんであるかを考えることが必要である。それには視覚や聴覚による観察と分析することでは十分でなく、保育者が体を動かし、子どもの息吹が身近につたわり、活力、雰囲気を、触覚と運動感覚で感受することから、子どもの全体の姿をとらえる。しかし、つまり全感覚器官を動員して観察する記録の集積だけでも十分でない、知覚を超えて「感じる」力を働かせてこそ、子どもの行動の隠された部分をしることができるのではないか、と。(『子ども学のはじまり』 99〜105頁)
 子どもが自分の遊びを見つけて、遊び始める。そういう時の子どもの遊びは本格的であり、創造的かつ、想像的な遊びであり、子どもの本心があからさまに現れる。(同書、235頁)


 保育者養成にかかわるようになって、津守真という方の名前と、「子ども学」という名称に魅力を感じていました。今ようやくこのような経験が日々与えられていることを感謝しています。
 毎月発行される、保育だよりの各クラスからの報告に見出される子どもの姿を、どうぞ楽しんでいただきたいと思います。

         万軍の主はこう言われる。
         エレサレムの広場には再び、老爺、老婆が座すようになる
         それぞれ、長寿のゆえに杖を手にして。
         都の広場はわらべとおとめに溢れ 
         彼らは広場で笑いさざめく。

                                           (ゼカリヤ書8章4〜5)

                                                            園長 石津 珠子