ENGLISH

学院HOME 大学 大学院 生涯学習センター 付属かえで幼稚園 中学部・高等部 小学部 幼稚園
東洋英和女学院大学付属 かえで幼稚園
かえで幼稚園トップページ
幼稚園の紹介
保育の内容
幼稚園の生活
保育だより
入園案内
アクセスマップ
 
 

保育だより 3月号

 
 
   
 

春に向かって

三月になりました。フキのとうの早緑のやわらかさと香りが空気に感じられるようになりました。
 年長のクラスの子どもたちは、幼稚園の生活をしっかりと楽しんで、日々を過ごしています。その中にあって、次の新しい世界の入口に立つ準備として、近隣の小学校訪問があり、教会訪問がありました。子どもたちの心の中で、この経験がどのようであったかと思っています。
 さて、二月の中旬、一人一人に『聖書』が手渡された時の光景に立会いました。しっかりと自分の手に受け取って、自分の席に戻ってから、分厚い『聖書』のページを開いて、栞をはさんで、友だちと頭をくっつけるようにして、一行一行を指で追っている様子や、大事そうに胸に抱えている姿がありました。これからもたくさん自分のために選んでいただく本があるでしょう。でも「本の中の本」と言われる『聖書』を幼稚園から子どもたちに贈ることができるのは大変な光栄です。折にふれて、聖書を開いて、聖書の言葉を読むことがさらに多くありますことを願っています。
 年中のクラスの子どもたちは、遊びに磨きがかかっています。
 コマ回しひとつとっても、回っている時間を競うことから、どこまで距離を伸ばせるか、へと関心を広げ、友だちどうしで、大積み木の装置に工夫を凝らしている様子に、思考と試行の姿がみられます。木工室でも、平らな板の重ねた構造から、平らな板をたててつかう箱作りをして、内側の空間を生み出し、柱の上にのせて空中に立てようとする構想を実現しようとするつわものが現れ、驚かされました。
 年少のクラスの子どもたちもすっかり自分の身の回りのことが、空間も時間も身について、一人ひとりが自分の幼稚園の生活を歩んでいる姿を見ることができます。
 この一年間、成長させて下さる神さまの豊かなめぐみと導きのもとに、子どもたちの歩みがあることを深く覚えさせられています。一つずつ大きくなっていく子どもたちの傍らに立つことができた幸いを感謝しています。

 「大人になってからのあなたを支えるのは,子ども時代のあなたです。」
 これは児童文学者石井桃子さんが晩年よく記していた言葉だと聞いています。(尾崎真理子著『ひみつの王国−評伝石井桃子』、新潮社、2014年)
 これからたくさんのものや人との出会いと経験を通して、楽しむ力、感じる力、考える力、決断する勇気が育てられていく「子ども時代」を示唆するものと、心に重く受け止めています。

              光の子として歩みなさい。
                                 エフェソの信徒への手紙5章8節

                                                          園長  石津珠子

 
 

ごちそうづくり(年少組)

くまになってパンを切る子どもたち(年少組)

おうちをつくろうよ(年中組)

編み物をする子どもたち(年中組)

聖書を読む子どもたち(年長組)

身体をいっぱい使って(年長組)