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東洋英和女学院大学付属 かえで幼稚園
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保育だより 1月号

 
 

新しい年に

「主は羊飼い、わたしには何も欠けることがない。」 (詩編23篇1節)
  「見よ、兄弟が共に座っている。なんという恵み、なんという喜び。」 (詩編133篇1節)

 2015年 あけましておめでとうございます。
 クリスマスにイエス様のご降誕を喜び、この世にイエス様が与えられ、来られたというめぐみは、それからずっといつも、神様が共にいて下さる"インマヌエル"と知らされて、続いています。私たちはいつも満たされていることを忘れがちです。クリスマスから新年になって、暦は、なかなか忙しい時間の移りではありますが、しばし来し方を見つめ、新しい年が与えられた厳粛さを感じていたいと思います。
 昨年、学院130年の感謝がありました。続きまして、東洋英和幼稚園が100周年(1914〜2014)を迎えました。学院の中の幼稚園として、保育の営みを共にしてきた姉妹です。
 『東洋英和女学院七十年誌(1954年)』のその当時の幼稚園の現況の記事には、「南向きの明るい空気に包まれて、明るい子供らしい雰囲気を保持しつつ、清らかな魂を育み育てております」とあり、『東洋英和女学校五十年史[1934年]』の記述とそのままに20年後も変わらぬ保育への心持ちであったことが記されています。
 目標に掲げられた項目は、「神様にお祈りのできる子供」、「体の丈夫な子供」、「自分のことは自分でする子供」、「決まりを守れる子供」、「迷惑をかけない子供」、「自由に考え、自由に表現できる子供」とあり、宗教生活を筆頭に、健康生活、社会生活、知的生活、情緒生活の順に具体的なことが記されています。単元を設定して幼児の興味の材料から制作、活動、話し合いへと展開させたり、遠足のほかに社会科見学として外に出かけることなどがあったとあります。言葉の印象は堅いかもしれませんが、今日まで保育で大事にされていることが簡潔に示されていて、興味深いものです。
 戦前、初代園長ミス・ブラックモア、ミス・ボールド、ミス・クレイグと続き、東京に移転した旧上田の保姆伝習所の所長のミス・ドレイク、ミス・ステープルス等のキリスト教と保育学の専門の宣教師たちが保育の責任をお持ちになって園長を兼任していました。その伝統は戦後、保育師範科の教員でいらしたミス・ハミルトン、ミス・レーマン、ミス・スクルトンに引き継がれ、保育の現場で学生の指導を兼ねられました。東洋英和幼稚園の歴史の半分は宣教師の方々の直接の薫陶があったことがわかります。
 「年をとってからあなたを支えてくれるのは、子ども時代の"あなた"です。」とは、石井桃子さんの言葉です。この年齢になると確かにそう思います。今、子ども時代そのものの子どもたちひとりひとりに、私たちがなすべきことができているか、祈って共に歩んで参りましょう。よろしくお願いいたします。


園長 石津 珠子
 
   

こころを合わせて(年長組)

年長組のレストランに出かける年少組