ENGLISH

学院HOME 大学 大学院 生涯学習センター 付属かえで幼稚園 中学部・高等部 小学部 幼稚園
東洋英和女学院大学付属 かえで幼稚園
かえで幼稚園トップページ
幼稚園の紹介
保育の内容
幼稚園の生活
保育だより
入園案内
アクセスマップ
 
 

保育だより 4月号

 
 
   
 

幼子とともに、ご家庭とともに

― イエスさまの愛に支えられて ―

― 以下は、このたびかえで幼稚園のホームページの『園長より』の欄に綴ったことばです。
新年度の始まりの時にかえでにつながる皆さまにもこの思いを伝えさせていただきます。 ―

幼い日に、その存在を大切にされ安心をためること、そしてゆっくりでも自分のやり方で動き出し周りのものや人に関わりながら手やからだや心や知恵を使うこと、一緒に心動かす友だちと出会い過ごすこと、そしてまた安心な場にもどり安らぐこと・・・このようなくりかえしをする中、子どもは嬉しい日々を重ね希望をもちます。また心の中に目に見えないけれど生涯を支える確かな根っこが育まれていきます。

 かえで幼稚園は、その時を保育者と保護者とでつながりあって共に支えています。保育者はキリスト教に立ち聖書のみことばを道しるべにしています。そして神さまから子どもに与えられてるいのちと今日の時が守られるよう、また明日への一歩となるよう、一人ひとりを愛しみ、受けとめ、よく観て関わります。保護者は子どもの安心と健康と生活をご家庭で支え、毎朝子どもの手をとって園に向かい、園の入口で子どもを私たち保育者に委ね信頼をもってお預けくださいます。保育者と保護者とが喜びや悩みを分かち合って歩みます。こうして子どもの「育ちを信じ」一緒に育てられることを、これまで私自身とても幸せに思ってきました。

 合理化・効率・成果を求める社会の流れが子どもをめぐる世界をも取り巻いている今です。だからこそ私たちは、子どもが遠まわりをしても、やり直しをしても、自分らしさと人との関わりを大事にして喜んで歩む過程(プロセス)に意味を見出していたいと思います。子どもは、育ちを待ってくれる大人のまなざしの中で、自立していき自律を覚えていきます。ひとりずつを認めるということは、そのままで放任することではありません。保育者は、一人ひとりが今を尊重されながら「ちょっと高め」な願いや目標をもって前に向かっていけるよう時をとらえて心とことばと手を添えています。また好きなことや興味のあることから探究と創造を深め関心を広げていけるようともに楽しみます。素朴で丁寧な日常の中、良いことば・良い文化・自然とのふれあい・・など、本物に出会う体験を積めるよう、豊かな保育を保育者がチームとなって創り出しています。子どもの一日は新しい喜びと発見に満ちています。

 様々な人生の選択肢がある中、女性が就業することもすばらしいことです。その中、かえで幼稚園に子どもを通わせようと思ってくださる方は(お仕事をお持ちであっても)「子どもの小さいうちは、家庭を基盤にして子育てをしよう」と思われる方たちです。私はこの選択を尊び応援したいと思います。子育ては手間ひまのかかることですが、子どもと生きることはすてきなことです。「ひとりの人間を育むこと」は、人としての最高のわざであり大きな社会貢献です。この価値を発信し続けたいと思います。

 かえで幼稚園は、東洋英和女学院のひとつの枝として、また大学の付属園として、 45年目の歩みを守られています。青葉区美しが丘の地に根ざし、地域の方がたとつながり合っての子育ての場となっています。  ここには、あたたかな陽だまりがあります。そこに、子どもたちの笑い声・遊びに夢中になって取り組む姿・友だちとの交わり・子どもと大人との関わり合い・保護者同士のつながり・そして祈りがあります。それらのすべてが、主イエスキリストとの交わりによって支えられています。

 『幸せな幼児期を過ごした子どもが、安心して少年少女の時代・青年期を生き、やがて幸せな大人となり、置かれた場所で希望をもって、自分を生かし他者を愛し、平和と秩序をつくっていく』ことを信じ、今日も明日も子どもの時間を大切に紡いでいくことに心を注いでいきます。

 子どもたちと保護者の方々とともに、そして保育者同士で、目には見えないところで確かに守り支えて下さっている神さま・イエスさまに祈りながら2018年度を歩ませていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

「いかに幸いなことでしょう
         あなたによって勇気を出し
             心に広い道を見ている人は。」
                        聖書 詩編84:6
                                                園長 大漉 知子