<目次>
金子みすゞの作品と生涯にみる生と死
―分析心理学の視点から―
福田 周
熱情と冷静さ
―歌人長塚節は結核をどう生きたか―
松岡秀明
医系文学でたどる死生観の変貌
―昭和から平成へ―
藤尾 均
ケースで考える臨床現場の倫理
服部健司
夢分析で語られる<死>について
前川美行
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン
―幻視と生きる―
鈴木桂子
ギルガメシュの異界への旅と帰還
―「英雄」と「死」―
渡辺和子
江戸の墓と家と個人
谷川章雄
伴侶を亡くした男性の二事例
―緩和医療現場での学び―
奥野滋子
“不死”のインド宗教史
―密教の成就者たちの“不死”の死生観―
杉木恒彦
死後の生
―死生学における<宗教の領分>―
鶴岡賀雄
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