科目コード GSC0101000
科目名 国際教育協力問題特論
英文科目名 Issues in International Cooperation for Education
担当者 吉川 健治
単位数 2.0
配当年次 1年



テーマ・内容
 国際協力おける教育分野について、その動向、現状、援助主体について考察することをテーマとする。
 国際協力において教育分野は、社会開発、人間中心開発という概念の中で、その重要性が再認識されてきた。教育協力への考え方の変遷、援助主体(政府間、国連、NGO)アプローチの変遷をまず検証する。
 一方、教育協力の重要性の認識が深まる中、教育を受けることができない子ども達はまだ多数おり、グローバル経済、市場化の中で、公共部門の財政縮小などにより教育への影響も指摘されている。
 こうした問題について、政府間援助やNGOなど教育協力に取り組むアクターは、どのようなアプローチをしているのか。教育機会の獲得、受益者主体の協力にむけた、各アクターの事業事例をあげ検証したい。
 あわせて担当講師の教育協力経験から、東南アジア、中東地域の教育を取巻く現状について紹介し、効果的なアプローチについても議論したい。
授業計画
1. 教育協力概念の変遷
経済成長から社会開発、人間開発の中の教育協力の変遷
2. 政府間援助、NGOによる教育協力アプローチの変遷
人材育成から「権利」の再認識と具体的目標の設定
3. グローバル経済化と市場化政策における教育への問題点
東南アジア地域(カンボジア、ラオス、ベトナム)の教育の課題
中東地域(アフガニスタンなど)の教育の現状と課題
4. 事例研究 
 教育問題に対する具体的なアプローチ(インフォーマル教育)
①インフォーマル教育(児童労働、ストリートチルドレンへの教育機会提供)
  ストリート・エデュケーター、寺子屋、自由参加学校等の事例
②フォーマル教育への協力(初等・中等教育)
 学校教材による「Small Size, Large Scale」アプローチ
 初等教育導入のための就学前教育充実事業

(各テーマで3回から4回、議論し検討する)
教科書
1. 指定しない
参考書
1. 授業中に指示する。
成績評価の方法・基準
授業への参加度、レポート・発表(各50%)
要望・注意
参考URL
ファイル
画像
備考