科目コード GN01310000
科目名 マスコミ論
英文科目名 Theory of Mass Communications
担当者 高木 栄作
単位数 2.0
配当年次 1年



テーマ・内容
テーマ:マスメディアの影響過程とメディア・リテラシーの問題
内 容:新聞記事やテレビ番組などのマスコミ内容は、受け手にどのような影響を及ぼしているのでしょうか。その伝達の過程にはどのような特徴があり、どのような問題点が指摘されるのでしょうか。この授業では、現代社会におけるマス・メディアの役割について考え、現代の情報社会の中で「賢い視聴者」「賢い市民」になるためにはどうすればよいかを参加者のみなさんと議論していきたいと考えています。
授業計画
 インターネットの普及により大量の情報が瞬時に世界を駆け巡り、私たちは自由に情報を受信・発信することができるようになりました。また、ケータイの多機能化、ブログやトウィッターといった新しいネットの表現手段により、常に誰かと結びつき、いつでもどこでも必要な娯楽や情報を得たり、自己表現したりすることができます。このような状況の中で、従来のオールドメディアであるマスメディアはどのような意味を持っているのでしょうか。そのことを考えるために、テレビと新聞が私たちに日々提供している情報はどのような特徴をもち、われわれはそれらをどのように受け止めているのか、ということを考えるところからはじめます。次いで、人間のコミュニケーションの歴史や特徴を簡単にたどり、マスメディアを歴史的に位置づけていきます。また、マスメディアが現代社会においてどのような役割を果たしているのか、また、私たちはマスメディアに何を期待し、マスメディアからどのような満足を得ているのか(マスメディアをどのように利用しているか)を考えていきます。それらをふまえて、現代日本社会のマスメディアのしくみ・その特徴と問題点について、主として新聞とテレビを中心にみていきましょう。
 特に、マスメディア情報の受け手への影響過程をテーマにしてきた、「マスコミの効果研究」の重要な研究を紹介しながら、マスメディアがわたしたちにどのような影響を与えているのか(いないのか)を考えます。そのような研究の紹介を通じて、マスメディアの影響力について考えると同時に、メディアとうまく付き合っていくための方法について考えていきます。
 後半では、各自が関心を持ったテーマについて発表してもらいます。それに基づいて質疑応答やディスカッションをしていく予定です。
 参考文献や図表を掲載した資料を授業時に配布します。
教科書
参考書
1. 『図説 日本のマスメディア[第二版]』 藤竹 暁(編) NHKブックス  2005
2. 『変容するメディアとニュース報道-テレビニュースの社会心理学』 萩原 滋編 丸善 2001
3. 『マス・コミュニケーション効果研究の展開(改訂新版)』 田崎篤郎・児島和人編 北樹出版 2003
4. 『メディア・コミュニケーション論Ⅰ・Ⅱ』 竹内郁郎・児島和人・橋元良明編著 北樹出版 2005
5. 『新版メディア・リテラシー』 鈴木みどり編 リベルタ出版 2004
6. 『文化としてのテレビ・コマーシャル』 山田奨治 世界思想社 2007
7. 『テレビジョンカルチャー』 J.フィスク、伊藤守ほか訳 梓出版社 1996
成績評価の方法・基準
平常点、授業中のテーマ発表、期末レポートによります。
要望・注意
参考URL
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画像
備考