研究科案内

石渡 和実 教授

  • 専任教員氏名:石渡 和実
  • 分野:社会・社会福祉学
  • 専門分野:障害者福祉論、人権論

    〇主な所属学会:日本社会福祉学会、日本成年後見法学会、日本ケアマネジメント学会、日本地域福祉学会、日本特殊教育学会、日本福祉教育ボランティア学習学会など

研究テーマ

障害者の地域生活支援・権利擁護システムの検討、障害者ケアマネジメントの検討、成年後見制度の身上監護と地域生活支援、障害者権利条約と障害者差別禁止法、発達障害児と子ども虐待など

指導可能なテーマ

身体障害者、知的障害者、精神障害者の福祉的支援に関する課題。特に「地域生活支援と権利擁護」「障害者のリハビリテーション」「バリアフリーと福祉教育」「国連・障害者権利条約とわが国の障害者福祉」など。

論文作成指導方法

各自の研究テーマに応じて、福祉実践のあり方、地域の支援体制の構築などについて、具体的な行政施策や実践例にあたりながら研究の方向性を検討し、現場の福祉実践を踏まえた今後福祉的支援の在り方を検討する。

担当科目

地域福祉特論

少子高齢化、核家族化が進行し、地域の助け合い・絆などが崩壊しつつある。一方で高齢者の孤独死、児童虐待など地域の見守りの重要性が指摘される。新しい地域社会の在り方として注目される、地域包括ケアシステム「我が事・丸ごと」などの概念について検討を加える。

障害者福祉特論 わが国の障害者福祉の動向を、理念の発展や福祉制度の変遷に着目しながら概観する。障害当事者の生活実態や「生の声」を踏まえて、受講者間で議論を重ね、ソーシャルワーカーとしての支援のあり方を検討したい。
人間科学基礎演習Ⅰ(修士論文指導) 各自の研究テーマに応じて、関連する先行研究の読み合わせなどを行いながら、研究目的を確認・整理し、具体的な研究方法について考える。調査などが必要か、事例検討中心か、などを具体化し、受講生それぞれのテーマを深めていく。
人間科学基礎演習Ⅱ(修士論文指導) 関連する文献や資料の収集、読み合わせなどを進めつつ、研究目的・研究方法を確定し、調査などを実施するための具体的な準備を進める。調査票の作成、依頼先の検討、プレ調査など、独自のデータを収集する。
人間科学演習Ⅰ(修士論文指導) 基礎演習Ⅰ・Ⅱの成果を踏まえ、修士論文執筆のための具体的な作業を開始する。調査結果や事例についてのデータ分析、結果についての考察などを、先行研究の知見などを参考に検討し、論文執筆の段階に入る。
人間科学演習Ⅱ(修士論文指導) 収集したデータの最終的な分析、結果についての考察を終えて結論を導き出し、引用文献・参考文献などを整理する。修士論文提出に向けた作業を進め、学会発表や提出後の研究の進展などについても検討する。

●教員業績はこちらをご覧ください

履歴・職歴等

筑波大学大学院心身障害学研究科博士課程単位取得満期退学。専門は障害者福祉論。実践の場と関わりながら、障害がある人々の地域の暮らしをいかに支えるか、そのための地域のネットワークをいかにして築いていくか、について研究を続けている。また、障害がある人や高齢者、児童などの人権をいかにしてまもるか、などの活動にも関わり続けている。

著書・論文

「Q&A 障害者問題の基礎知識」明石書店(1997)、
「社会生活支援マニュアル-障害者の地域生活と社会参加を支援するために-」(共編著)中央法規(1999)、
「リハビリテーション論」(共著)全国社会福祉協議会(2006)、
「障害者福祉論(第6版)」(共著)中央法規(2007)、
「はじめて学ぶ障害者福祉~当事者主体の視点から~」(編著)(株)みらい(2007)、
「介護福祉士選書13 障害の理解」(編著)(株)中央法規(2016)
「看護学生のための社会福祉学」(編著)(株)医学書院(2017)他

受験生へのメッセージ

本学の大学院で学ぶ方々は、実践や臨床の場で貴重な体験を積まれており、まさに「学際的」な視点で、特定のテーマについて議論できるのが魅力です。教員と院生という立場や、年齢・職種を超えて、自由に議論する中で、さまざまな発見ができます。

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