角藤 比呂志教授
(医学博士) 
 

専門分野 :臨床心理学:心理査定(主にロールシャッハ法・WAIS知能検査等)、心理療法(対話心理療法)、精神科心理臨床等

 

1)ロールシャッハ法の治療的効力について 
2) 効果的で効率的な統合的心理療法の探求(ブリーフサイコセラピー、精神分析、認知行動療法、家族療法etc.)

 
 

医療保健領域の臨床心理研究(心理査定、心理療法等)ほか

   
 

課題が、研究テーマとして適切であるか、独創性を有するか等を検討し、目標達成のための方法論や論文構成・内容などについて討議する。修士・博士に相応しい水準に到達するようサポートしたい。

 
臨床心理学特論
「臨床心理学とは何か」について、原理と方法論を学ぶ。視覚・聴覚・身体感覚の感性を高める演習を目指している。
臨床心理査定演習
心理療法と心理査定は臨床心理学の両輪であり、相補的関係にある。本演習では、実践的な査定能力を育成する。
臨床心理実習
臨床心理査定、心理療法、臨床心理学地域援助に関する実際的能力を身につけさせる。
臨床心理査定研究(D)
実践的な査定能力を博士レベルの研究力へと発展させることを目指す。

特殊研究(研究指導)(D)

心理療法と心理査定を統合した研究指導を提供する。
   
 

1980年 茨城大学人文学部文学科心理学専攻を卒業後、順天堂大学医学部附属順天堂伊豆長岡病院に臨床心理士として勤務。1988年 順天堂大学医学部精神医学教室助手となり、1992年 医学博士を取得。2002年 東洋英和女学院大学人間科学部助教授に就任、2006年 同大学教授となる。現在、教育と臨床実践(開業オフィス、精神科クリニック等)を続ける傍ら、裁判所職員総合研修所及び民間心理教育研究所等でも、ロールシャッハ法や心理療法の指導をしている。

   
 

「精神科Mook10心理検査法」(共著)金剛出版(1985)、
「心理検査の基礎と臨床」(共著)星和書店(1987)、
「心理療法を学ぶ」(共著)金剛出版(1994)、
「精神科症例集4躁うつ病U・非定型精神病」(共著)中山書店(1994)、
「日常生活からの心理学入門」(共著)教育出版(2001)、
「現代の子どもと強迫性障害」(共著)岩崎学術出版(2005)、
「ボーダーラインの人々−多様化する心の病」(共著)ゆまに書房(2005)
「必携臨床心理アセスメント」(共著)金剛出版(2008)
「対人援助の技とこころ-心理療法再入門-」(共著)金剛出版 (2009)

    
 

本大学院は、臨床心理士の育成を主たる目的とする指定大学院です。臨床心理士の実践活動は、対象や領域において多岐に渡っています。したがって、理論と技法も広範かつ柔軟であることが望まれます。そうした必要性に応じられるカリキュラムを提供したいと思います。私個人は、基本的には精神分析理論に立脚していますが、解決指向アプローチや認知・行動療法等の理論と技法を取り入れた効率的で効果的な心理援助とロールシャッハ法の治療的活用について探究しています。皆さんが、皆さんの臨床スタイルを確立していくための礎を作れることを願っています。