大人と子ども、両方の
視点を持った保育者として
子どもに関わってほしい。
人間科学部 / 保育子ども学科
星順子 先生
私のゼミでは「大人の視点」と「子どもの視点」、その両方を行き来しながら、子どもに関わることができる保育者を目指しています。たとえば、子どもの遊びを実体験するために、学生の皆さんにはおもちゃやゲームも手作りしてもらいます。そして実際に子どもたちと一緒に遊ぶ。そうした体験を通じて、子どもの行動の意味も理解していくのです。同時に文献などを読みながら、保育や発達についても理論も学んでいきます。
閉じる父親がキリスト教の牧師で、小学生の頃から、礼拝などで教会を訪れる信者の方のお子さんの面倒を見ることが習慣になっていました。それがとても面白い経験だったのです。親と離れる時、赤ちゃんは泣きます。そこで、どうすれば注意を引くことができるか、自分なりに工夫するのです。次第に上手に引き離すことが喜びになり、そんな成功体験の積み重ねが、保育という分野に興味を持つきっかけになりました。
閉じるある授業で、私語をしている学生に注意したことがありました。翌日、彼女は私のところにきて「先生は厳しすぎる」と指摘されたのです。着任したばかりで胃が痛くなりましたが、そんなことをきっかけに彼女との距離が縮まっていきました。最初の授業では教室の一番後ろの席にいた彼女が、授業の回を追うごとに前に移ってきたのです。そして、熱心に質問をするようになりました。教員としての自信を持つことができたエピソードですね。
閉じる電車やバスなどで、抱っこされている赤ちゃんと至近距離で目が合うと、こっそり表情だけであやそうとしてしまいます(笑)。赤ちゃんは視線をそらさずに見つめてくれるので、つい反応してしまうのですね。それと、街に出ると親子連れに注目してしまうことも職業病ですね。なにか授業に使えそうなエピソードはないかと、目で追いかけてしまうのです。これはこれからも、治りそうもありませんね(笑)
閉じる私たちの年代は音楽的にいうとロックに影響を受けました。私もそのひとりで、短大生の頃にウォークマンが発売され、音楽は生活になくてはならないものになりました。たとえばジェフ ベック。今の若者は知らないでしょうけど、今でも当時の音楽を聴いています。それと落語も好きですね。江戸東京博物館に行ったことがきっかけで落語に興味を持ち始めたのですが、今では昇太や枝雀を車のなかで聞いて、一人で爆笑しています(笑)
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