2025年04月04日:メディア掲載
コウオジェイ准教授の編著書『視覚文化は何を伝えるか』が出版されました
国際社会学部国際コミュニケーション学科のマグダレナ・コウオジェイ准教授の編著書『視覚文化は何を伝えるか―近代日本と東アジアにおける表象資料―』(春風社)が2025年3月に出版されました。
本書では、20世紀前半の日本と東アジアにおける表象資料をさまざまな方法論で分析。絵画・彫刻・写真・漫画・紙幣・絵葉書・地図・紙芝居・映像など各分野の研究者9人と本学専任教員が、文字資料からはうかがえない権力関係・社会関係の諸相を読み解いています。
マグダレナ・コウオジェイ准教授からの書籍紹介コメント
本書は、美術史学・視覚文化論の研究者を中心に、様々なメディアの事例を取り上げながら、探究された表現と解釈の最前線を紹介しています。文字資料の記録に限らず、表象資料を通して、植民地支配・女性の社会進出・戦争の記憶などをいかに語ることができるか。アートの物語を紡いだ一冊を皆さんに是非お手に取って頂けたら嬉しいです。
▽書籍情報は出版社サイトをご覧ください。
http://www.shumpu.com/portfolio/1464/
▽メディア・コミュニケーション研究所サイトはこちら
https://sites.google.com/toyoeiwa.ac.jp/media
≪プロフィール≫
マグダレナ・コウオジェイ
国際社会学部 国際コミュニケーション学科 准教授
メディア・コミュニケーション研究所 所員
主な担当科目:芸術学
専門分野:日本と東アジアの近代美術史
https://passport.toyoeiwa.ac.jp/kg/japanese/researchersHtml/19003/19003_Researcher.html
