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2022年10月20日:お知らせ

韓国語レシテーションコンテスト2022 入賞者の発表

東洋英和女学院大学は、語学教育や国際理解教育などに力を入れており、多くの高校生が韓国語の朗読を通じて、自己表現力を発揮する機会になることを願って、本コンテストを高校初級韓国語検定開発研究会と共催で行いました。

第一回目の東洋英和女学院大学レシテーションコンテストにご応募くださり、誠にありがとうございました。

合計20名の応募をいただき、厳正な審査をさせていただきました。その結果、以下の入賞者が決定いたしました。

○東洋英和女学院大学学長賞
 関東国際高等学校 2年生 林 幸静さん
 副賞:図書カード1万5千円分

○銀賞
 関東国際高等学校 2年生 林 流梛さん
 副賞:図書カード1万円分

○銅賞
 神奈川県立大和西高等学校 3年生 中山 杏さん
 副賞:図書カード5千円分

○審査員特別賞
 慶應義塾女子高等学校 2年生 橋本 理生さん
 広島女学院高等学校 2年生 新田 心華さん


入賞者の皆さま、おめでとうございます。

以下、学長および審査委員からのメッセージです。ご覧ください。

○東洋英和女学院大学 学長 星野 三喜夫
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第一回「韓国語レシテーションコンテスト」にチャレンジ頂いた高校生の皆さん、ありがとうございます。
東洋英和女学院大学は自分を愛し大切にし、同時に隣人を愛し大切にして、他者と「協働」できる人格の育成につとめる人間教育を行っています。高等学校との連携では、そのご要望やニーズに応えて、多岐にわたるイベントやプロジェクトを高校生の皆さんと本学の学生とが一緒に取り組んでいます。そのことを通して、高校生の皆さんには、学ぶことの意義や、自分や他人を大切にしてこの世界で生きることの意味を考えていただきたいと思っています。そのような中で、本学は語学教育や異文化コミュニケーションに力を入れており、多くの高校生に、国際社会の一員として、日本語でも、日本語以外でも、自分の意見をきちんと発信できる力をつけていただきたいと考えます。その意味で、本学と高校初級韓国語検定開発研究会の共催で開催した第一回「韓国語レシテーションコンテスト」がお役に立てたとすれば、こんなに嬉しいことはありません。今回のコンテストに参加してくださったすべての高校生皆さんに対し、東洋英和女学院大学を代表して、改めて心よりの「ありがとう」を申し上げます。


○東洋英和女学院大学 審査員代表 北村 唯司
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まず、全国的な規模でこのようなコンテストが開催されるようになったことを嬉しく思います。参加された生徒さんたちも、全く初めての経験だったのではないでしょうか。そのような中でも自分の力を信じ、堂々とスピーチをしている姿が印象的でした。ネイティブの人とほぼ変わらないレベルの人から発音自体がまだ正確でない人までいましたが、みんなで切磋琢磨し、一層上達していってください。


○高校初級韓国語検定開発研究会 審査員代表 鄭ヒョンヒ
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이번 한국어 낭독 콘테스트를 통해 해를 거듭할수록 한국어를 학습하고 있는 고등학생들의 실력이 향상되고 있음을 다시 한번 느낄 수 있었습니다. 또한 기존의 스피치대회와는 다른 형식의 콘테스트여서 무척 흥미로웠습니다. 
묵독 혹은 속독이 주가 되는 디지털 시대에 눈과 입으로 글을 읽고 새기는 경험 특히 그것이 모국어가 아닌 외국어로서의 한국어였기에 보다 신선하고 독특한 경험이었을 것입니다. 낭독은 그저 글을 보고 소리 내어 읽는 것이 아닙니다. 낭독은 문자에 생명력을 불어넣는 작업이라고 합니다. 따라서 청자를 염두에 두고 글의 의미와 내용을 감정을 살려 효과적으로 전달할 수 있도록 해야 합니다. 이를 위해서는 분명하고 정확한 발음뿐만 아니라 적당한 크기의 목소리와 속도로 읽는 것이 중요합니다. 또한 이에 못지 않게 중요한 것이 끊어 읽기와 감정의 완급 조절입니다. 이러한 부분에 보다 중점을 두고 여러 번 반복한다면 글쓴이의 의도를 보다 잘 전달할 수 있을 것입니다. 다음 콘테스트에도 많은 학생들의 참여가 있기를 바랍니다.

今回の韓国語朗読コンテストを通じて、年を重ねるごとに韓国語を学習している高校生の実力が向上していることを改めて感じました。 また、従来のスピーチコンテストとは異なる形式のコンテストだったので、とても興味深かったです。
黙読あるいは速読が主となるデジタル時代に目と口で文を読んで刻む経験、特にそれが母語ではなく外国語としての韓国語であったため、より新鮮で独特な経験になったと思います。 朗読はただ文章を見て声に出して読むものではありません。 朗読は文字に生命力を吹き込む作業だそうです。 したがって、聞き手を念頭に置いて、文章の意味と内容を感情を生かして効果的に伝えることができなければなりません。 そのためには、正確な発音だけでなく適切な声の大きさと速度で読むことが重要です。 また、これに劣らず重要なのが、文章を上手に区切ることと感情の緩急調節です。 このような部分により重点を置いて何度も繰り返せば、著者の意図をよりよく伝えることができると思います。 次のコンテストにも多くの学生が参加することを願っています。


今後とも本学へのご支援、ご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。