帰国・留学レポート

サレント大学(イタリア)

国際社会学部 国際コミュニケーション学科(サレント2018)

留学期間:2018年9月~2019年2月or6月

留学先全般について
  サレント大学にはいくつか校舎があって、学部や受ける授業によって教室や校舎が異なります。また、授業時間も科目によって異なります。学内マップはないので、初めて授業を受ける際は早めに行って教室を探した方がいいと思います。経済系の授業を受けたい場合は、校舎がレッチェ郊外にあるのでバスに乗る必要があります(有料)。エラスムス生を除き交換留学生はレアケースで、対応もよくないので、基本的に自分から動いて行動することが求められます。アポイントメントや約束事は早めに取り付けることも大切ですが、そうすればするほど忘れられてなかったことにされるので、徹底的なリマインドと証拠を見せながら論理的に冷静に交渉していく根性が必要です。

履修科目・授業について

 1学期目はイタリア語の文法のクラスと英語の授業のみ取りました。英語の授業は主に言語学について講義形式で学びました。2学期目はこれに加えてアジア文化の授業をイタリア語で講義形式で学び、日本語学科の授業では日本語からイタリア語への翻訳を行いました。2学期目に入ってからイタリア語への自信がつき、取る授業も増えたのでかなり忙しい日々でした。アジア文化の授業は全てイタリア語で行い、教科書もイタリア語と中国語で書かれているので予習復習が大変でした。翻訳の授業は、日本語のニュアンスをうまくイタリア語に翻訳するのが難しく、毎回教授に添削してもらっていました。サレントに来る日本人留学生の多くはイタリア語専攻なので、英語専攻の私は彼らのイタリア語のレベルについていくのも大変でした。

今回の留学はどのような点で良かったと思いますか

 メンタルが強くなりました。日本にいたときのメンタルで生活していると、イタリアでは雑に扱われたりなめられたりすることが多いので、しっかり自分の意見をハッキリ伝えて自己主張していく力がついたと思います。日本人のサンプルも特にレッチェでは少ないので、一人ひとりの言動によって知らない間に相手に日本人の印象が植え付けられていくことも実感しました。英語があまり通じないので、イタリア語で自分の意見を述べる必要があります。相手にうまく伝わる回数が増えていって、自然とイタリア語が出てくることもあり、それが実感できたことはよかったです。個人的に他言語で喧嘩をすればするほどその言語力は伸びると思います。また、日本の常識がイタリアでは通じないことも多いので、臨機応変に対応していく重要さも学びました。

今回の留学経験を、将来どのように役立てたいと思いますか
 
イタリアに来て自己主張、積極性の大切さを学びました。これは留学前に私が目指していたことでもあります。留学が終わったいま、自分の意見を述べる際、今までの私なら周りの空気を読んで周りに賛同していくことが多かったと思いますが、これからは自己主張をはっきりしていきたいと思いました。日本に戻っても自主的に行動していくことは大切ですが、また、自分を失わないことも大切だと思います。イタリアでの留学中、周りにいる人と自分を比べたり、他の日本人達とひとくくりにされたりして落ち込んだ時期がありました。しかし、海外で生活するにあたって、そのようなことに負けずに自我を保つことが大事であり、人は人自分は自分と考えて行動するようになりました。このように落ち込んだりうまくいかないことがあっても、気持ちを切り替えて自分を保っていくことも今後活かしていけるのではないかと考えます。

留学準備について後輩に伝えたいこと
 イタリア語の文法はある程度頭に入れておいた方がいいと思います。イタリア語と英語は文法でも異なる部分も多く、文法用語は日本語で学んだほうがわかりやすく、最低限の日常会話はマスターしている方がイタリアについてからも生活しやすいと思います。イタリア語に力を入れることももちろんですが、途中から英語と混ざってくることもあるので英語の勉強も継続してやることが大切だと思います。