帰国・留学レポート

デューク大学(アメリカ)

国際社会学部 国際社会学科 A.H

留学期間:

デューク大学は国際政治や工学部系に力を入れている大学です。大自然に囲まれ、英和の何十倍もあると思われる広大な敷地を誇るため、キャンパス内を通行するバスを利用して教室移動をします。学生については皆モチベーションが非常に高く、彼らの行動や意気込みに圧倒される事もしばしばあると思います。勉強はものすごく大変ですが、開催される数多くのイベントやスポーツ観戦、映画鑑賞など気分転換できる環境も整っているのでキャンパス内での生き抜きも十分に出来ると思います。デュークは「良く学び、良く遊ぶ」がモットーです。
授業については10人前後で構成される小規模のクラスもあれば、200人以上にも達する大講堂などで行うものと様々です。授業の流れは両クラスに共通して言える事ですが、ディスカッションベースになります。大講義室の授業であっても学生は積極的に質問し、コミュニケーションを図っているにぎやかな授業です。
大学内には生活する為のサービスが提供されています。無料で使える施設も多くあります。普段の食事はカフェ、コンビニエンスストア、カフェテリア、レストラン等幅広く設けられているので、不自由する事はありません。又、ATM、銀行、郵便局など大学内ですべて用事を済ませる事が可能です。敷地内には美しい庭園もあり、天気の良い日など散歩をしたり芝生に座りながら勉強したりするのには最適な環境です。大学周辺は治安の悪い町だと言われていますが、キャンパス内は専属のポリスが24時間体制で警備しているので比較的安全だと思います。
留学中は寮に住んでいました。寮には大きく分けて2種類あり、1つはキャンパスの中心街にある寮、もう1つはキャンパスバスを利用して行き来するアパート式の寮です。私が住んでいたのはキャンパス中心に近い寮で、2人もしくは3人で1つの部屋を共同利用する形でした。部屋にはベッドと勉強机だけが置いてあり、トイレとシャワーは同じ階の学生と、キッチンは寮に住んでいる全ての学生と、全てが共同利用のためプライバシーはありません。
私は課外活動としてサークルKというボランティア団体に所属し、様々な活動に携わりました。小児患者とその家族の為の施設(ドナルドマクドナルドハウス)や低所得者用の家づくりとキャンパス内からキャンパス外、さらには国外と幅広いボランティア活動が出来ます。その他にも日本人の組織を立ち上げるための協力をし、イベント等の企画も行いました。日本文化の発信とも言えるアニメやドラマの上映会や、日本食を提供し、人を集めました。交友関係はボランティアやイベントを通じて広がっていきました。どうしても留学生同士でかたまってしまう傾向があるようですが、このような活動を通して友達の輪を広げていくのも良いチャンスだと思います。
この留学で、大学という縮図から言葉は元より米国社会の有様を具に観察出来てよかったと思います。最初は今までとは全く違う環境、言葉も母国語ではないというハンディを抱えていたため、戸惑うこともたくさんありましたが、自ら積極的に質問をしたり、イベントや野外活動に参加することで環境に適応していきました。これらの活動を通じて交流の幅も広がり、様々な背景を持つ人々との関わりを持つ事によって広い視野、発想を身に付けることが出来たと思います。