帰国・留学レポート

サンディエゴ州立大学(アメリカ)

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国際社会学部 国際社会学科 国際コミュニケーション専攻 A.S.

留学期間:2009年8月~2010年5月

サンディエゴ州立大学は約3万5000人の学生が在籍しているとても敷地の広大な大学です。メキシコに近い場所に位置しているので、キャンパス内のあらゆる場所で、英語とスペイン語が聞こえてきます。また、学内には白人、黒人、ヒスパニック、アジア人とあらゆる人種の学生がいて、その割合もそれぞれ同じくらいなので、まさにsalad bowlといわれるような環境です。もちろん交換留学生をたくさん受け入れている学校なので、現地の学生だけではなく、世界各国から来る学生とも交流を深めることもできます。
 授業はJournalismやWomen’s studiesといった講義を中心とした授業を主に履修していました。どのクラスもリーディングの宿題のほかに、授業に関連させたエッセイの宿題がたくさんありました。Journalismのクラスでは毎週金曜日にエッセイの宿題があったので大変でした。またgroup presentationといってグループごとに自分たちでテーマを決め、調べて発表するという課題もありました。講義だけではなく、合唱のクラスも履修し、ただ毎週歌うだけなのでとても楽しかったです。ほとんどの人が音楽専攻なので、予想以上にレベルが高いのですが、専攻でない人も気軽に履修できるクラスでした。また日本語のクラスでは日本からきた交換留学生はteaching assistantとして履修できるので、日本語を教える良い経験になり、またそこでたくさんの友達をつくることもできました。
 平日は学校が終わった後、図書館や自分の寮で宿題を済ませていました。週末は友達と買い物や食事に行き、夜は友達の家のパーティーへ行ったりしていました。サンディエゴにはビーチがたくさんあるので、色々なビーチをまわりました。長期休みは旅行へ行く良い機会でした。Thanksgivingにボストンとニューヨーク、冬休みにロサンゼルス、春休みにサンフランシスコと、自分が行きたい場所へ行くことができたので、とてもよい思い出になりました。
 私が暮らしていたUniversity towersという寮は、2人でルームシェアをしていましたが、バスルームが隣の部屋と共同でした。キッチンがないので、食事はミールプランを使って、キャンパス内のレストランやマーケットで買っていました。2人でシェアするには小さい部屋ですが、だからこそルームメイトとは仲良くできる環境でしたし、寮生たちもとても明るい雰囲気でした。セキュリティが良く、24時間フロントデスクの人がいるので、とても安心でした。
 ルームメイトが連れて行ってくれたパーティーでアメリカ人の友達をつくったり、ISCで開かれているcoffee hourという交流イベントに参加して、交換留学生との交流を深めたりと、交友関係を広げる方法はたくさんあります。またサンディエゴ州立大学では日本語の学部があるので、日本語のクラスのteaching assistantとして日本語のクラスを履修することができるので、そこで日本に興味がある友達と知り合うこともできます。また授業ではグループで行うprojectやpresentationがあるので、それがきっかけで授業の中でも出会いがあります。
 サンディエゴは年中暖かく、めったに雨が降らないとてもすごしやすい気候です。一番寒い時期でも少し厚めのパーカーや薄い生地のコートで寒さをしのげるくらい年中日差しが強いです。また海がとても多い地域なので、色々なビーチをまわることもできます。またshopping mallやスーパーマーケットも車やトロリーに乗ればすぐなので、比較的便利な地域でもありました。
 この留学は、メディアや書籍などではなく実際そこで生活してみてわかる、より深いアメリカの文化を知ることができた、また日本の良さを再確認することができたとても貴重な経験でした。どちらの国の文化が良い悪いというのではなく、お互いの国の良さを見つけることで、自分の視野がとても広くなり、これからの将来をより深く考えさせてくれるような経験でした。
 異文化で生活することにより、日本にいたころよりもより視野の広い考え方をすることができるようになったので、今世界で起こっている様々な事柄を色々な角度から考えられるようになりたいです。アメリカだけではなく、どの国にも日本とはまったく異なる文化背景や時代背景があるので、メディアが一方的に伝える考えや知識を鵜呑みにするのではなく、より広く物事を考えたいです。また育ちや環境が違う人々でも、自分とは別の価値観をもつ人を受け入れ、尊重し、上手に付き合っていけるような広い心を持つことができたらと思います。