帰国・留学レポート

ケルン・ビジネス・スクール(ドイツ)

国際社会学部 国際コミュニケーション学科(CBS2019)

留学期間:2019年1月~12月

学校生活
  5月後半から2週間のテスト期間があるため、教授もテストを意識して講義をするようになってきました。前期はとにかく休暇が多く、今月も4月19日から28日にかけてイースター休暇だったので逆に授業が恋しくなってしまいます。留学前に「ひと月に一度は何処かに旅行する」という目標を立てましたが、休暇のおかげでベルギー、デンマーク、ドイツ国内を何か所か、そしてチェコ共和国に行くことができました。ケルン・ビジネス・スクールを選んだ理由を他の留学生に聞くと「旅行!」と返ってくるほど交通の便が良く、ケルンを起点にどこにでも行けてしまうので、自分の予定と照らし合わせて旅行をするのもいい経験だなと思います。
 ヨーロッパは出席を成績に反映させないので、どこまでも自己責任です。何人かの教授に理由を聞いてみましたが、学生は皆大人だから、出席する/しないの判断は学生次第だとのことでした。またある教授は、学生にとって面白くてためになると思う授業になるように毎回心掛けていると言っていました。1つ前の授業で学生の集まりが悪く、授業態度も消極的だったことがありましたが、その次の授業は形式が大きく変わり、学生も積極的に授業に参加していました。授業に参加できないほど体調がすぐれないのならば自主的に休息をとるなど、自己管理の訓練にもなっていると感じます。こちらの授業はグループワークが多く、グループで45分間のプレゼンテーションを作り上げたり、レポートを共同執筆したりと、個人の能力をどうグループ内で発揮するか、どのような立ち位置で関わるかなど、即戦力になるような講義形式だと思いました。
 日々、文化の違いを目の当たりにしますが、慣れてきてしまった部分もあります。例えば、バスや電車が10分ほど来なくても焦らなくなりました。寮内のキッチンが考えられないくらい汚れていても、こんなもんかと思うようにもなりました。たったの数か月で自分の中の意識が変わってしまったので、日本に帰った時に逆にショックを受けるという話は本当だろうなと予想しています。学校内の教室にもだいぶ慣れてきました。今月に入ってから、別館でstudy roomという自習室を見つけました。図書館が狭く、勉強する場所に困っていたのですが、とても良い発見だったと思います。机と椅子のみの教室と、クッションや大きなテレビ、人をダメにするソファーなど、くつろげる部屋もあるので、学校で一日過ごせと言われたらstudy roomに行くだろうと思いました。基本的にWi-Fiが切れることはありません。また、IT専門の部署があり、個人的なパソコンや携帯の不調も簡単なことなら相談に乗ってくれるのでさすがは私立だなと思いました。

旅行

 ケルンでの生活と直接関係はありませんが、せっかくヨーロッパに来たのなら旅行をしてみるのもいいと思います。知り合った留学生から旅行の予定はないのかと聞かれたのがきっかけで、情報収集をし、友人と計画を立て始めました。寮のメリットの一つだと思いますが、気軽にいろんな国の留学生を旅行に誘えたり、情報交換をすることができます。ポーランド・台湾・ドイツ・インドネシアからの留学生と個人的に旅行に出かけましたが、一人一人とじっくり話をすることで見えてくる部分もあるので、本当にいい機会だったと思います。基本的には格安の飛行機やバス・電車で計画を立てますが、寮は中央駅から遠いので自分たちの最寄りからのバスが出ているのか否かをきちんと確認することが大切です。また、カーニバル・イースターなど特別な休日はダイヤが大きく変わりますので、そこにも注意が必要です。タクシーは使ったことがありませんが、高いことは確かです。夜にトンネルや駅方面に行くとホームレスがいます。日本のように集団で都会に住むというよりは郊外のスラムに固まって生活し、昼間は中心街で座ってお金を集めています。自分自身、そんなところにも違いがあるとは思いませんでした。基本的にはユーロが使えますが、ユーロを導入していない国の露店などでは少し多めにユーロで支払うか、買えないかのどちらかで、少しは換金してもいいかなと思います。ドイツ国内はカードの普及が思ったよりも進んでおらず、15€以上しかカード払いができないなど、不便だと思う部分にも気づくことができました。一方、デンマークはどんなに小さなお店でもカード支払いが基本的にできますので、とても便利でした。ヨーロッパの町並みは似たり寄ったりなところがありますが、国ごとの制度や習慣の違い、簡単な挨拶などを覚えて実際に体験してみるのはとても面白いです。