帰国・留学レポート

ケルン・ビジネス・スクール(ドイツ)

国際社会学部 国際コミュニケーション学科(CBS2019)

留学期間:2019年1月~12月

Carnival in Cologne
 ケルンではドイツ三大カーニバルの一つであるケルンカーニバルが毎年2月の木曜日に開催されます。その期間は学校も会社もお休みのところがほとんどです。2月28日から3月6日までカーニバル休暇でした。女性のカーニバルから始まり、灰の水曜日でカーニバルが終わります。女性のカーニバルは名前の通り、女性のためのカーニバルです。女性は誰にでもキスをしてよい、男性のネクタイをハサミで切ってもよいという日です。男性が女装をしてほかの男性のネクタイを切りに行くこともあるそうです。2000年の伝統あるお祭りで女性の立場が上になる日が設けられていることに驚きました。バラの月曜日はカーニバルの目玉である大規模なパレードが開かれます。授業で「カーニバルがどれだけケルン経済を活性化させるか」という話題が頻繁に出るほど、カーニバルの収益は莫大です。毎年国内外から200万人が訪れます。中にはパレードのためだけにアパートを借りている人もいるほどです。
 Chlodwigplatがパレードのスタート地点です。CBSの寮からバスで10分ほどの駅で、パレード開始の2時間前には人が集まりビールを飲んでいます。ケルンにはKölschという地ビールがあるので、ほとんどの人がビールを片手にお祭りを楽しんでいました。パレードの全長はおよそ7kmでゴールしても最後尾がまだスタートしていないほど長いです。また、パレードに登録していない一般の人たちが小さな山車を作ってパレード前に人々を盛り上げてくれます。私はベルギーに旅行に行っていたのでバラの月曜日しか祝っていませんが、その日だけはスタディーバディーと一緒に仮装をして出かけました。全員が何かしらの仮装をしており、仮装をしていないと逆に浮いてしまいます。あいにくの曇り模様で気温もあまり高くなかったので、全身を覆う動物の着ぐるみを着ている人が多かったです。
 この日のキーワードはAlaaf, Kamelle, Strüsjerでした。これらはケルンの方言なので他の地域から来た人はわからないと言っていました。それぞれ、スタート、お菓子、お花という意味です。掛け声のようなもので、パレードに向かってキーワードを叫ぶとお菓子やお花を投げてくれます。タダでお菓子やお花が手に入るので、慣れている人は大きなバックを片手にパレードに参加したり、傘を逆さにしてお菓子をとったりと必死です。子供には小さなボールなどのおもちゃが投げられたりもします。寮の友人に配っても余るほどお菓子を集めました。容赦なくお菓子が降ってくるので頭上に注意しないと痛い思いをします。人混みが苦手な人にはお勧めできないお祭りです。カーニバル自体はとても活気があって楽しいですが、カーニバルの後はお菓子とお花とビール瓶で道路が埋め尽くされるのでとても汚いです。毎日清掃が行われますが、直後は足の踏み場がないほど汚いです。何事にも良い点、悪い点がありますが、カーニバルに関しては楽しんだもの勝ちだと思いました。