帰国・留学レポート

ブリティッシュ・コロンビア大学ELI(カナダ)

国際社会学部 国際コミュニケーション学科(ブリテュッシュ・コロンビア大学ELI2018)

留学期間:2018年9月~12月or2019年2月

◆留学先全般について
 ブリティッシュコロンビア大学は施設も充実しており、渡航してすぐに揃えるべき文房具や生活雑貨を大学キャンパス内で手に入れることができました。勉強できるスペースも多く、学習環境は非常に整っていると思います。しかし、学校のバス停からELIの距離が遠く、渡航直後は建物の場所が分かっていなかったため、登校初日にELIまで行くのが大変でした。
 タンデムと呼ばれる言語交換プログラムやELIのアクティビティも充実しており、積極的に行動すれば英語を使う機会は多いです。UBC本科生が所属するクラブから許可されればクラブに所属することができ、多くの人と知り合うことができます。また、私たちが入学した時期には日本人学生が多くいたため、UBCで日本語を勉強する学生と日本人留学生で言語交換する会も週に1回のペースで開かれており、よく参加していました。日本語について説明することの難しさを感じました。


◆履修科目・授業内容について

 
午前の授業では主に社会問題をテーマとしてディスカッションをしました。自分の考えに合わせて瞬発的に表現を選択できるようになったと思います。また、日本人の多くが苦手とする会話への割り込みや自分の意見の主張なども実戦しました。私たちの希望で英文メールの書き方やビジネスの電話応対の練習もしました。
 午後の授業では主にプロジェクト課題を中心に進められ、こちらでもテーマの多くは社会問題でした。インターネットでの調査に加えてインタビュー調査を毎回行いました。バンクーバーはとくに移民の多い都市のため、様々なアクセントの英語に触れる良い機会だと思います。プレゼンテーション後には先生やグループメンバーから直接フィードバックをもらえるため、自分の英語能力やプレゼンテーション能力を向上させることもできました。

◆今回の留学経験を将来どのように役立てたいと考えていますか
 
日本では
英語が使えなくても生活はできますが、外国人に道を聞かれたりする場面はありますし、英語を使えたら様々なことを経験する機会が増えるのも事実です。近年はTOEICなど英語能力試験のスコアが重視される傾向にありますが、高いスコアを持っていても実際に英語を話すことができない人もいます。私は留学して実践的なコミュニケーションスキルを身につけることができたので、語彙力不足は否めませんが柔軟に対応することができるようになりました。語彙と広範的な知識をさらに身につけ、よりスムーズに英語を運用できるようになりたいと思います。
 また、バンクーバーは社会や福祉がとても進んでいると思いました。化粧品の広告モデルには白人からアジア人、黒人まで幅広く採用されており、ファッションモデルにはやせた人だけではなくふくよかな人も採用されています。公共交通機関では車椅子の利用者や障がい者、ベビーカー利用者が乗車したら席を譲るなど当たり前のことです。社会全体が様々な違いに寛容になることの重要性と快適さを知ったので、今後日本社会がどのように変容していくべきかを考える一つのきっかけとなりました。
 留学生活を送っていた中で印象的だったのは多くの日本語学習者との出会いでした。私たちが日常で使う日本語と彼らが授業で習得する日本語には差があるため、日本語学習者と日本語で会話する際は心得のある対応が必要だと思いました。私は日本語教育課程を受講しているので、今後授業を受ける際にこの経験を参考にしたいと思います。