学部公開講座NEWNEW 最近では医療や病気が話題になるとき、「普段から死について考えておかなければならない」と言われるのをよく耳にします。また実際にも、「終活」や「人生会議」をすること、「エンディングノート」を作ることが奨励されたりしています。確かに「死について考える」ことは大事なことなのでしょう。ただ、疑問も浮かびます。というのも、日頃から「死について考える」よう求める現代社会は、同時に、その日頃の暮らしから「死」という出 来事がかつてない程遠ざけられている社会でもあるからです。言い換えるなら、この社会では「死について考える」にしても、メディアで語られる「死」と医療機関で判断・処理される「死」のほかには、手掛かりとなるものがほとんどありません。しかしそうであるとするならば、私達は「死」について、ただ社会の求めるままに「考える」ことで満足してはいないか、そのことを「考える」というところから始めなければならないはずです。 この授業ではこうした視点から、「死」と「生」と「社会」について、さまざまな学問領域を行き来しながら考察し、探求を進めていきます。※当該講座の受講可否は、学生の履修登録後に決定しますので、時間を要しますことをご了承ください。※受講可能となった場合でも、第1回からの受講はできない場合があります。 心の科学である心理学は、さまざまな研究分野を含む広い学問です。本講義では、心理学の各領域での研究成果を概観していきます。 講義を通じて、より専門的学びや日常生活に活かせる心理学の基礎知識を習得します。 後期開講の心理学概論Ⅱでは、心理学の歴史・方法・知覚・学習・思考・言語・感情といったテーマについて扱っていきます。※当該講座の受講可否は、学生の履修登録後に決定しますので、時間を要しますことをご了承ください。※受講可能となった場合でも、第1回からの受回日程19/21「死」 と 「死者」 29/28「死者」 と 「生者」 (1) 310/5「死者」 と 「生者」 (2) 410/12「死者」 の世界 510/19「死」 と 「生」 610/26「死」 と近代 711/9「死」 と医学 811/16「死」 と国家 911/23「死」 と戦争 1011/30「死」 と現代社会 (1) 1112/7「死」 と現代社会 (2) 1212/14「死」 と自己決定権 1312/21死者・生者・他者 (1) 141/11死者・生者・他者 (2) 151/18まとめ (+レポートの書き方)回日程19/22心理学の歴史と方法 (1) 心理学の歴史 29/29心理学の歴史と方法 (2) 心理学の研究方法310/6感覚と知覚 (1) 感覚の特徴 精神物理学410/13感覚と知覚 (2) 視覚の心理 事物の知覚510/20感覚と知覚 (3) 空間知覚 運動知覚610/27学習 (1) さまざまな学習 古典的条件づけ711/10学習 (2) オペラント条件づけ 観察学習811/17記憶 (1) 記憶と学習 911/24意識・思考・言語 (1) 意識と睡眠 問題解決1012/1意識・思考・言語 (2) 思考と言語 1112/8脳生理学 (1)1212/15動機づけと情動 (1) 動機づけの理論1312/22動機づけと情動 (2) 欲求不満とストレス141/12動機づけと情動 (3) 情動の理論 151/19まとめ 受講料12,000円受講料12,000円50講座番号申込期間8/17(木)~9/1(金)講座番号申込期間8/17(木)~9/1(金)講はできない場合があります。途中参加OK途中参加OK割引対象外割引対象外対面講座内容対面講座内容田中 智彦 本学人間科学部教授小林 能成 本学人間科学部准教授木曜日 13:10~14:40金曜日 9:00~10:30定員若干名定員若干名学部公開講座横 浜学部公開講座横 浜死生学/現代社会と死生観心理学概論Ⅱ603604
元のページ ../index.html#59