前 期後 期前 期後 期前 期後 期文芸・教養講座番号定員20名 1960年代に、生命科学や医学の発展は我々に、科学技術の成果による我々の身体への操作、介入を可能にさせてきました。遺伝子操作、生殖補助技術、臓器移植などが我々の生命への関わり方や自分の死の意味を切実な問題として、その判断を求めるようになりました。そこで新たに生まれてきたのが「バイオエシックス(生命倫理学)」や「死生学」の議論でした。その後、欧米では「安楽死」や「尊厳死」の受容の議論も進みましたが、日本社会では欧米と文化的・宗教的な背景の違いから、自らの死についての考える共通な基盤がなかなか見つけられませんでした。そこで、注目されたのが欧米とは異なる文化的背景を日本の社会の中に探ることの必要性でした。本講座では、「映画」という身近な媒体を取り上げ、そこに描かれている欧米とは異なる死生観や人生観について議論し、改めて日本における「死生学」を考えたいと思います。映画としては次のものを取り上げる予定です。小津安二郎監督「晩春」、成瀬巳喜男監督「浮雲」、今村昌平監督「楢山節考」、黒澤明監督「生きる」、冨樫森監督「高瀬舟」、クリス・コロンバス監督「アンドリューNDR 114」など講座番号定員20名 本講座では、現存する最古の和歌集『萬葉集』に残されたやまとことばを手がかりに、日本語により〈もの・ひと・こと〉をどのように捉えているのかを考えることができます。例えば、「みんな」「ふつう」を基準に物事や言動を判断・評価するのはなぜだろうか、私たちは正誤善悪の基準や人間に対してどのような見方・考え方をしている/きたのか、こうした疑問とも向き合うことができます。日本語使用者が無自覚に前提としている世界観・人間観を再考したい方におすすめです。歌の背景などについても、基礎的なことから解説しますので、古典に触れたことのない方でも楽しく受講できます。いにしえの言葉に触れながら、〈いま・ここ〉を生きる「私たち」を見つめ直したい方におすすめします。講座内容:学期完結講座番号定員15名 四大文明の一つとして有名なメソポタミア文明は、ティグリス・ユーフラテス川に挟まれた地で栄えました。この授業では、文字が使われ始めるシュメール時代(紀元前3千年紀)からネブカドネザル2世による有名な「バビロン捕囚」が行なわれた新バビロニア時代(紀元前7-6世紀)までの古代メソポタミアの歴史と文化について、当時の史料やレリーフなどを用いてお話します。 前期はいくつかの地域と時代に焦点をあて、当時の文字史料の日本語訳も用いながら古代メソポタミアの歴史を概観します。後期は神話や宗教などいくつかのトピックを選び、古代メソポタミアで栄えた豊かな文化についてお話します。講座内容:年度完結です。講座の各回で1作品を取り上げる予定ですが、後半部分では受講生の方からの提案も取り入れたいと思っています。映画についての思いを存分に語りたい方の受講を期待しています。講座内容:学期完結11/7全10回途中参加割引対象OK6/55/297/10全10回途中参加割引対象OK5/166/275/23全10回申込期間8/16(金)〜9/20(金)受講料25,000円10/1010/1710/2410/3111/1411/2111/28全10回27見学OK体験OK途中参加OK割引対象申込期間8/16(金)〜9/20(金)受講料25,000円10/1010/1710/2410/3111/1411/2111/2812/1212/5見学OK体験OK申込期間3/4(月)〜4/12(金)受講料25,000円6/125/86/195/156/265/227/3見学OK体験OK申込期間3/4(月)〜3/29(金)受講料25,000円4/185/306/64/256/135/96/2012/1212/1912/5ハイブリッドハイブリッドハイブリッド大林 雅之 本学名誉教授青島 忠一朗 中央大学人文科学研究所客員研究員木曜日 14:50~16:20水曜日 14:50~16:20木曜日 13:10~14:40六本木六本木開講最少人数7名六本木開講最少人数7名映画で学ぶ死生学やまとことばの倫理学川井 博義 東京理科大学非常勤講師古代メソポタミアの歴史と文化213214215
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