未来をデザインする:個々の学生支援とキャリア形成の連携
大学の規模感を活かし、一人ひとりの個性を大切にし、主体的な進路選択を支援しています。当センターでは、1年から4年次のゼミ、学習サポートセンター、そして教職・実習センターと協働して、学生全員に対する包括的なサポートを実現しています。
①支援職員の体制 |
3年生、4年生は全員面談を実施しています。これは、毎年全学生と必ず1回は面談する取り組みです。また、1~4年生の誰でも年間を通じて自由に個別面談・相談を受けることができます。この際、対応する職員は全員国家資格のキャリアコンサルタント資格を保有しています。学生に寄り添いたいという思いがこの体制に繋がっています。 |
②各学年のゼミと連携 |
各学年のゼミ(担当教員)と密に連携し、学科の特性に応じた具体的な支援を行っています。依頼があればゼミに出張し、また、重要な情報をゼミ担当教員を通じて周知するなど、互いに補完し合う形で支援活動を展開しています。 |
③企業との連携 |
企業との情報交換に力を入れています。企業の社風や求める人材を把握し、学生に情報提供してマッチングを行っています。早く内定を得ることよりも、学生にとっての最良の判断を一緒に考えます。卒業生の状況をヒアリングすることで、マッチングの精度を高めています。 |
④学習サポートセンター、教職・実習センターとの連携 |
学習サポートセンターは学生の自学自習をサポートし、大学での学びや就職活動、そして卒業後のキャリアで求められる基礎学力や一般常識力の向上に貢献します。教職・実習センターは、専門の講師を配置し、免許・資格取得に向けた実習をサポートします。この2つの部署と連携し、一人ひとりに向き合った就職支援を行っています。 |
⑤授業を通じたライフデザイン |
全学共通科目として「ライフデザイン科目」を設けています。「ライフデザイン」、「女性のためのリーダーシップ」、「キャリアデザイン」等の科目を通じて、学生たちは自身のキャリアをどのように活かすべきかを考える機会を得ます。特に、2年生から履修できる「キャリアデザイン」は、就職活動の準備に取り組みながら単位が取得できる人気科目です。社会や企業とのつながりを意識しながら、自分自身の未来に焦点を当てて学び、自分らしく生きていく意味を理解し、それを実現する社会のあり方を探究していきます。 |
以上の取り組みにより、東洋英和女学院大学は、学生一人ひとりの自己実現と社会との連携を推進しています。