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人間科学部/人間科学科

こころを理解し成長の場を支える臨床心理学 ―夢・身体・イメージ・自己―

【教員氏名】
前川 美行
【研究テーマ】
演習Ⅰ・Ⅱ「心とは何か?−私たちの心や苦しみを理解し、心理療法を学ぶ」専門文献や文学作品、映画などを通して、私たちの心や苦しみを理解し、心理療法の理論・技法を学ぶ。特に乳幼児期の問題や親子の問題・虐待など子どもをめぐる問題、身体疾患や食行動等心と身体の問題、夢や箱庭療法などのイメージ表現が心をほぐすプロセスなどを学ぶ。
演習Ⅲ・Ⅳ「臨床心理学的研究を実践する」これまでに学んだことから、心に関する自分の関心を問題意識にまとめ、卒業研究に着手し論文を仕上げる。研究と並行して、心を理解し支援する心理療法実践に関する学びを深める。

研究内容

心を育て、生きることと成長することを支える心理療法の本質について理解を深め、心についての自らの関心を問題意識として卒業研究を行う。

Ⅰ・Ⅱでは、文献や作品から心を学び、自分の関心をもとに先行研究・研究方法を学ぶ。箱庭制作体験や話し合いで自分と友人の違いに気づき、多様な心のありようを体験的に学ぶ。また特に思春期の心の問題を学び、夢や描画をとおして体験を言葉にする。

Ⅲ・Ⅳでは、調査分析方法および心理療法実践論を学ぶ。先行研究を収集し、まとめ、研究計画を立て実践する。観察や実験、調査などに取り組み、データと向き合い、分析考察する一連の作業過程を経て卒業論文を書き上げ、卒業研究発表会で発表する。

過去の卒業論文テーマ例

2016年卒業生テーマ一覧
「少年非行について」「児童書からみる『児童虐待』『いじめ』の被害者・加害者心理の分析」「大学生の母娘の関係について」「自己肯定感の見つめ方」「夢の中の死」「いじめの被害者・加害者とその後」「ゆとり世代と無気力に関する研究」「スポーツとストレスの関係」「妄想と心の関係」「感触が人に与える影響」「『風立ちぬ』の堀越二郎についての考察」「反復夢を見る人の心理的状態と人格特性」「箱庭における砂と水」「価値判断に対する”憧れの存在”の影響」「大人が意図的につくる子どもの居場所および支援のあり方」

ゼミ生の声

・「ちょっと不思議な心理のゼミ」それぞれの気になることや、心理の勉強をして気づいたことなど、卒論のテーマはさまざまです。先生が用意してくださった論文や事例を読み込んだり、箱庭を作って、お互いに鑑賞したりしています。箱庭では、いつのまにか山ができていたり、トンネルを掘ったり、砂だけの作品だったり、いろいろな経験ができました。 砂に触れることで遊び心が目覚めるのかもしれません。ほぐれた後は、また現実に戻る…それが大切だそうです。そんな不思議な体験をしています。
・前川先生のゼミでは、箱庭療法や夢分析などの心理療法について、発表や討論を中心に学びを深め、それをもとに卒業研究テーマを決めました。
・前川ゼミのみんなは「まえむきで、えがおで、かっぱつで、わきあいあい」としていて、たくさんの経験ができました。
・先生の紹介で通った病院ボランティアでは、今まで出会うことのなかった素敵な方々に出会えました。