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ゼミ紹介

「いのち」から「人間」「社会」「歴史」を考える

人間科学部/人間科学科

田中 智彦教授

研究テーマ

人間科学演習Ⅰ・Ⅱ:現代社会に生きる私たちが「いのち」「人間」について考えるときの「考え方」それ自体を見つめなおして、そこにはどのような問題がひそんでいるのか、なぜそのような問題が生じるのか、それに対して私たちは何を考え、どうするべきなのかを探究していきます。 卒業研究Ⅰ・Ⅱ:一人ひとりの取り組んでみたい研究テーマにしたがって卒業論文を執筆します。

研究内容

私たちは科学技術文明の時代に生きています。私たちの生は科学技術抜きには成り立ちませんし、語ることもできません。もちろん科学技術は私たちにとても多くの恩恵をもたらしてくれました。しかしその一方で、私たちの生に科学技術があまりにも深く浸透したために、私たちの生命――生まれるということ、病む、老いる、死ぬということ――や、私たちの身体――「私」を他者と世界に開き、つなぎとめてくれるもの――のありようが、科学技術によって変えられつつあることもたしかです。そのゆくえは定かではありませんが、いつしか「人間の人間性」――ひとがひとであるとはどういうことか――まで変えてしまうとしても、かならずしも驚くべきことではないでしょう。  そこでこのゼミでは、私たちの生きるこうした時代と社会について理解を深めながら、あらためて「いのちとは何か」「ひとがひとであるとはどういうことか」を考えていきます。誰にとっても一度きりのかけがえのない人生だからこそ、時代や社会に流されるのではなく、ひとつの「いのち」としての、またひとりの「ひと」としての自分の「羅針盤」を、ゼミでの学びを通して手に入れてほしいと思います。