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2024年10月08日

世界の平和と安全のために何ができるのか ― 国際社会学部 田中極子准教授

「国家の安全を守るための国際法の役割を考えてみましょう」

国際社会学部 国際社会学科 田中極子准教授は、外務省、防衛省および国連での15年間の実務経験を生かし、国際法の基本原則とその実践的な応用について教えています。学科専門科目である『国際法Ⅰ』では、国家の定義、領土の決定方法、国家間の争いの仲介、政府による人権侵害への対応、隣国の核兵器開発への対応など、現代の国際問題に対する基本的な理解を深めることを目的に授業が行われました。国連が過去に採択した決議の紹介では田中准教授の経験と専門を交えた解説がなされました。特に「安保理決議1325 女性・平和・安全保障」の解説では、戦争が女性にとって安全なものにするのではなく、女性が平和解決の意思決定に参画することの意義が語られました。

安保理決議1325が25周年を迎えるに際して、7月には「女性・平和・安全保障」と題して、国連開発計画(UNDP)駐日代表 ハジアリッチ秀子氏、国際基督教大学上級准教授 高松香奈氏、駐日英国大使館政治部政治担当官 湧川いづみ氏を招き、田中准教授の司会のもと、シンポジウムが開催されました。それぞれの視点から女性の平和構築と支援の重要性が語られました。『国際法Ⅰ』の履修者は授業の一環としてシンポジウムに参加しました。
※『国際法Ⅰ』は生涯学習センターの学部公開講座としても開講されました。

田中准教授の3年ゼミは、11月2日・3日の学園祭『かえで祭』で研究発表を行います。ゼミ活動の一環として、ゼミ生は2~3人のグループに分かれ、国際問題をひとつ取り上げ、その問題に対する日本の外交政策について考えました。その成果を発表する予定です。

田中准教授のインタビュー記事を掲載しています。ぜひご覧ください。
https://shingakunet.com/gakko/SC000464/sensei/9002239805/

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