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2023年08月03日

【保育子ども学科】授業「キリスト教保育」教材研究発表レポート

授業「キリスト教保育」にて、学生による教材研究発表が7月17日(月・祝)、24日(月)に行われました。

保育子ども学科の学生は、卒業後に幼稚園教諭などになることを目指しています。
勤め先がキリスト教園だった場合、礼拝の一部を任されることがあるかもしれません。
そうした際に、聖書の内容をどう子どもたちに伝えるか、実践的に試してみようというのが今回の取り組みです。

佐藤浩代実習指導講師が見守る中、所属ゼミナールごとに発表が行われました。

自作の紙芝居を披露したり、紙と割り箸で作ったペープサートで人形劇をしたり、それぞれ工夫して、与えられた聖書のテーマを表現します。

No. 聖書箇所 テーマ 担当
1 創世記 第1章1節~第2章3節 世界のはじまり 塩崎ゼミ
2 創世記 第6章1節~第9章17節 ノアのはこぶね 山本ゼミ
3 コリントの信徒への手紙一 第12章12~27節 一つの体、多くの部分 星ゼミ、村上ゼミ
4 ルカによる福音書 第10章25~37節 善きサマリア人 坪内ゼミ
5 ルカによる福音書 第15章1~7節 迷子のひつじ 平田ゼミ
6 列王記上 第3章4~28節(歴代誌下 第1章11節) ソロモン王の知恵 山下ゼミ
7 ヨナ書 第1章1節~第4章11節 ヨナの話 西ゼミ

佐藤浩代講師からは、東洋英和の伝統である「キリスト教保育」の系譜と同時に、「キリスト教保育」が決して特殊なものではなく、あくまでもイエス・キリストに倣い、子どもを慈しみ、大切に想う保育であることが語られました。

本学院はカナダ人宣教師により開学されて以来、大学における保育の教育においても「誰かのために、まず私から始めましょう」という創設者の想いをあらわすこの言葉を体現することを大切にしています。
本学で4年間学んだ保育子ども学科の学生が、何事も自分の中でよく消化した上で、子どもに伝わる表現を創意工夫できる保育者になれるよう、お祈りしています。