2022年12月07日
緑区×東洋英和:留学生との交流を通じた防災マップガイド活用について
11月29日(火)、国際社会学部国際社会学科 桜井愛子 教授(専門:国際教育開発・防災教育)の3年・4年ゼミ生は、タイのチュラロンコーン大学からの留学生4名と交流しました。その中で、緑区と協力して作成した『みどり防災マップ活用ガイド』を利用したワークショップを開催しました。
このガイドブックは、行政が伝えたい防災情報と、緑区の外国人住民が知りたい情報とをつなげ、災害時に『誰一人取り残されない』ことを目指して、作成されました。12月10日(土)には、実際に緑区に住む外国人住民に対して、『ガイド』を利用したワークショップを開催する予定です。これに先立ち、留学生から感想をもらい、本番に向けてブラッシュアップを目指しました。
ワークショップでは、4つのグループに分かれて、『ガイド』の他、防災マップや震災の実際の映像、クイズを交えて、メリハリのあるレクチャーが進められました。日本の防災教育を受けていない人に分かりやすく伝えるための工夫が凝らされており、みんなでコミュニケーションを取りながら災害時の行動を共に考える時となりました。
ワークショップ後は留学生との会話が弾み、コンサートの話や、タイのおすすめスポットなど、思い思いの交流を通じて、異文化交流が行われました。桜井教授は「緑区のワークショップに向けて今日得たことを反映させてガイドの内容を調整してほしい。この『ご縁』を大事に、これからも留学生と交流してほしい」と学生たちにメッセージを送り、授業を締めくくりました。
参考:
・学長と協定校からの交換留学生が懇談を行いました
・桜井ゼミ公式Instagramアカウント