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2021年07月22日

緑区×東洋英和 防災プロジェクトのキックオフ・ミーティングを実施しました。

7月13日(火)、国際社会学部国際社会学科 桜井愛子教授(専門:国際教育開発・防災教育)のゼミナールにて、特別授業が行われました。

緑区役所総務課 危機管理・地域防災担当係長の伊藤亮太様と海野賢一様をお招きし、横浜市緑区と東洋英和女学院大学の防災プロジェクトのキックオフ・ミーティングが行われました。緑区と本学は、2020年3月に連携・協力に関する基本協定を締結しています。このプロジェクトはその一環です。

今回のミーティングでは、自己紹介に続いて緑区の防災に関する講義、防災マップを用いたグループワークが行われました。

まず、ゼミ生から自分たちが暮らす市区の自然災害リスクについて一人ずつ紹介があり、冒頭から真剣な雰囲気の中、ミーティングが始まりました。

消防出身の伊藤様による講義では、災害の定義、緑区の防災活動、実際に災害被災地に派遣された際の活動内容、災害時の区役所の役割などのお話を受け、緑区役所の防災対策や現場の取り組みについて理解を深めました。防災マップを用いて、本学や緑区役所を中心に自然災害リスクと災害時に役立つ場所や施設等を確認し、防災マップの凡例についての解説を受けながら、緑区の防災について学びました。

今後の活動として、緑区の外国人居住者の方に対する防災情報の発信について、緑区より協力依頼の提案がありました。夏休みや後期のゼミ活動を通じて、多文化共生と防災の視点からプロジェクトが進んでいく予定です。

桜井愛子教授は「大学の属する緑区で地域の一員として学生とともに緑区の防災活動の拡充に向けて協働を息長く続けていきたい」と、このプロジェクトの意義を語りました。