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中1 本のキャッチコピーコンテスト

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東洋英和の進路指導では、すべての学習の基盤となる読解力を伸ばすために、読書推進に力を入れています。

 

今回中1で実施したのは、「本のキャッチコピーコンテスト 小説部門」。

夏休みの宿題として各自紹介したい本のキャッチコピーを作成し、9月にクラス投票を行いました。

その後クラス投票で上位の22作品を図書室で掲示し、全校投票を実施。各学年生徒や教職員、学校公開期間でご来校の保護者の方など、たくさんの方に投票していただきました。ありがとうございました。

最優秀賞と優秀賞は学年LHRで表彰を行い、大盛り上がりのなか企画は幕を閉じました。

 

英和生の個性と表現力が輝くこの企画、冬休みにも「小説以外の部」で実施予定です。

更なる力作を楽しみにしています!

 

【受賞作品紹介】

最優秀賞

「私は誰?あなたは誰?でも、犯人はこの人です。」

(西尾維新『掟上今日子の備忘録』講談社)

コメント:主人公の掟上今日子は1度寝ると記憶がなくなってしまうのに、犯人をすぐに推理してしまうかっこいいところを伝えたかった。

 

優秀賞(2人)

「私の夜は、私の時間。」

(朱野帰子『私、定時で帰ります』新潮社)

コメント:現代の人は忙しすぎるので、他人に囚われず自分が好きにできる時間は自分で使うという思いを込めました。

 

「健くん、弥生ちゃん。私の死体をどこへ隠しますか?

(乙一『夏と花火と私の死体』集英社)

コメント:幼い兄妹が殺した友達の死体を隠す物語です。大人にバレてしまうかもしれないときの緊迫感が、まるで目の前で起こっているかのように感じ取れます。この本では兄妹目線ではなく死体の五月目線で語られていくので、キャッチコピーも五月が語っているように工夫しました。

おなじみの本も、キャッチコピーが新たな魅力を引き出します。

高校生も投票。じっくり考えて一票を入れてくれました。

表彰後の一枚。素敵な作品をありがとうございました!

上位作品はOPAC(蔵書検索サイト)でリストになっています。

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